齋藤 孝
三色ボールペン情報活用術

読みやすさ ★★★★☆


斉藤孝氏が『三色ボールペンで読む日本語 』の続編として出したのが
この『三色ボールペン情報活用術』です。


斉藤さんは「『いつか使うだろう』とおもって溜める情報
というのは基本的に何の役にも立たない。」と言います。


まったくおっしゃるとおりです。。


斉藤さんは「情報とは活用法あってのものだ」と強調します。


情報を「整理」しただけでお蔵入りさせてしまうのではなく、
整理」と「活用」を同時に行わなければ意味がないというのです。


そこで提案するのが、本や資料を読む際に
三色ボールペン」を使う方法です。


これは客観的に最重要なものには、まあ重要なものには
主観的に大切だと感じるものにはで、線を引いたり囲ったりする。
というものです。


赤、青が客観的に重要なところに引くのに対して
緑は、自分の主観に基づいて自由に引くことが出来ます。


三色で引くことで、主観と客観を分けて考えることが
できるようになるんですね。


僕自身もこの方法を試してみて、いつもはごちゃごちゃになってる
主観と客観を意識しながら資料が読めるようになりました。


そうすると資料の理解度が格段に違うのです。


「面倒だし、線を引くだけでそんなに効果があるの?」
と疑問に思われるかもしれませんが・・・
実際にやってみるのが一番!


まず、最初に38~41ページでやり方を読んでから、
この「三色ボールペン情報活用術」そのものを三色ボールペンを使って
読んでみてはいかかでしょうか?


やみつきになりますよ☆