12月16日の誕生魚「サイウオ」 | 海洋の天一国(海洋摂理)

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12月16日の誕生魚「サイウオ」

魚言葉「空気のような存在」

Movie:サイウオ
映像なし

解説:
サイウオ科(学名:Bregmacerotidae)は、タラ目に所属する魚類の分類群の一つ。サイウオ属のみ1属で構成され、サイウオなど中層遊泳性の魚類を中心に15種が記載される[1]。科名の由来は、ギリシア語の「bregma(頭頂部)」と「keras(角)」から。


分布・生態
サイウオ科の魚類はインド洋・太平洋・大西洋など、世界中の熱帯・亜熱帯の海に広く分布する。その多くは海水魚であるが、まれに河口などの汽水域に進出する種類もある。生息範囲は広く、沿岸から外洋、表層から深海にまで多岐にわたる。
本科はあまり研究が進んでいないグループの一つで、生態についてはほとんどわかっていない。底生性の魚類が多いタラ目の中では例外的に、海底から離れた中層を漂って生活するとみられている。

形態
サイウオ科の仲間は左右にやや平たく側扁した、細長い体型をもつ。全長は最大でも12cm程度で、多くは10cmに満たない小型魚類である。顎ヒゲをもたず、鱗は比較的大きい。側線は背側を走行する。鋤骨に歯を備え、浮き袋は耳嚢と連絡しない。仔魚の形態は他のタラ目魚類と類似するが、変態の過程は緩やかで、直接発生的である。

背鰭は2つあり、うなじに位置する第1背鰭は細長く伸びた1本の鰭条からなる。第2背鰭と臀鰭の基底は長く、いずれも中央部の丈が低くへこんだ特徴的な形をとっている。腹鰭は5軟条で頭部の下に位置し、外側の3本は鰭膜をもたず非常に細長く伸びる。椎骨は43-59個。