第7回 軍曹山岳隊 | OVER THE GREEN

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毎日が体力勝負の四十路男が、より大きな自己満足を求めて遊び続ける備忘録です。

職場の愉快な仲間達と歩く、ただただ楽しいだけの山登り。


第7回を迎えた5月15日は、徳島県に位置する日本百名山・剣山へと向かって参りました。


いつもは4人で向かう山岳隊ですが、今回は最長老である山岳隊のドンが、「徳島は遠過ぎる!」との理由で辞退。


第6回で向かった香川県(こんぴらさん)の隣なんだけどな…と誰もが思う中、今回は寂しくも3名での山行となりました。


ちなみに出発前の登山指数はまずまずな感じでしたが、登山口で出会った下山者に話を聞くと、山頂は濃霧で何も見えなかったとのこと。


もちろん広島からここまで来て登らないという選択肢は無いので、期待値ゼロではありますが山頂を目指します。














色々と寄り道しながら山頂へ辿り着くも、事前に仕入れた情報を良い意味で裏切る事なく、山頂は濃霧で景観はナッシング。


この先にある次郎笈へと向かう(本来なら美しいとされる)稜線歩きに何の意味も見出せないまま、


「せっかくだし、とりあえず少し歩いてみるか…。」と足を踏み入れましたが、


待ち構えていたのは、濃霧に加えて身体が揺られるほどの強烈な風。



しかしこの爆風のお陰でガスが生まれては消えて行き、


次第に目の前には美しい稜線が...。




次郎笈山頂では再びガスに包まれましたが、


次郎笈から剣山へと引き返す際にはまた徐々に視界は開けていき、


風も無くなり鳥の囀りが聞こえるほどに。


わずかな時間の中での出来事。


ビフォー


アフター


山の天気は分かんねーなーと言いながら、


無事下山しましたとさ。


めでたし。


めでたし。


【番外編】

帰り路にて、ぼんやりと眺めていた車窓から、前回登った象頭山(こんぴらさん)の名前の由来が分かって、ちょっとだけ嬉しかった。


次はまた、4人で。