カヤックキャンプ 2023 | OVER THE GREEN

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毎日が体力勝負の四十路男が、より大きな自己満足を求めて遊び続ける備忘録です。


キャンプ道具一式を小さなカヤックに強引に詰め込み、安芸津町は赤崎海岸より出航。


往路は臼島と箕島の間を抜けて大崎上島エリアに入り、


2時間弱のパドリングを経て、昨年から目星を付けていた生野島・馬取海水浴場跡地へ到着。


まずは御飯を炊いて、熊肉をカット。


空腹+海+景色+肉+ビール=美味しくないワケがない。


腹拵えを済ませた後は、晩御飯の食材確保。潜れば簡単に魚が獲れると思うので、今回は不得意な釣りで調達。時間もあるし、適当に投げてビールを飲みながら待ってれば何か釣れるっしょ?



…と余裕綽々でナメてかかっていたのに、食材として成り立つ魚が全く釣れないという現実。


さらには根掛かりが酷過ぎて投げ釣り用の仕掛けを使い切ってしまうという非常事態が発生し、仕方なくブラクリに切り替えて適当に足下を探ったところ、


立て続けにカワハギが釣れて一安心。


良い感じに日が落ちて来たので、


堤防の先端にテントを設営。


ダイニングキッチンは約一畳。


暗くなる前に、晩御飯の準備をば。


綺麗な肝を叩き、山葵醤油で和えます。


煮付けにも肝を投入します。


今夜はカワハギ御膳@あら汁付き。


刺身はもちろん美味しかったけど、


肝の煮付けがそれはもう大変美味でした。


うーん。旨し。


さて。


食後はダイソーで買った新アイテムを取り出しまして、


ちょっと優雅な読書タイム。


BGMとしては潮騒や虫達の喧騒も⚪︎ですが、夜の海で聞くボブ・マーリーは◎でした。



【2日目】


日の出と共に、自然と目が覚めた2日目。


結露で濡れたテントを乾かし、


ランニングシューズを履いて、


生野島一周観光ジョグに出掛けます。


生野島の道路は半分以上がイノシシとの共同利用になっておりまして、


成獣からウリ坊まで、10頭近くは出会ったでしょうか。


リラックスして走れるのは海辺のみ。


ちなみに生野島を走りたかった理由は、


素晴らしい多島美を楽しむ事ではなく、


これを見るためです!


リアル軍艦島。


いつも海面から見てばかりなので、高い場所からも見てみたかったんです。


景観はさておき、道路はアップダウン、落石、倒木、草むら、蜘蛛の巣、落とし穴、うんこ等、何でもあり。最初で最後の生野島一周ジョグでございました。



ジョグで火照った身体を海で冷やし、朝食を済ませて帰宅の準備に。


今日は午後から雨予報なので、


早めに撤収します!


帰路は生野島の北側を通り、


軍艦島の横を抜けて赤崎海岸へ。


雨が降る前に無事到着。


【走航路・1日目】


【走航路・2日目】


嗚呼、楽しかった。


めっさ、楽しかった。


また来年も、何処かへ。。。