かざんじゃなくて、ひやまだよ。 | OVER THE GREEN

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毎日が体力勝負の四十路男が、より大きな自己満足を求めて遊び続ける備忘録です。

最近のネタを振り返ると、いつの間にか登山ブログのようになっていましたが、、、

はい。


またまた登山日記です。

海に行けない鬱憤を、山で消化します。

今回の自宅自走登山は、かきしま海道サイクリングコースを巡る倉橋・江田島編。

距離が微妙な僻地にある広島県百名山を、2座ばかり踏破して参りました。




□2020.12.23
倉橋火山(408m)広島県百名山 No.11
倉橋後火山(456m)

海抜0m付近にある登山口からのピストンを考えていましたが、時間短縮のために山頂付近にある駐車場までは自転車で上がることに。

というわけで、歩いた距離はほんの僅か。

「はたしてこれが登山といえるのか?」と、自問自答してしまうところもありますが、自分の中で最もこだわっている「自宅自走登山」という括りで考えれば、全然問題ナッシング。

自宅から完全自走で山頂に上がれば、手段なんてどうでも良し。

あと、これは余談ですがね。。

山頂に駐車場がある山を歩いて登るのって、あまりテンションが上がらないんですよね。

だってさ、そこは何の苦労もせずに誰もが行ける場所じゃないですか。

自分は汗をかいて頑張って山頂まで登ってね、「やったー!」と達成感を身体中で味わう横で、ハイヒールを履いた女性が男と手を繋いで景色を眺めてるんですよ?

気持ちが萎えるじゃないですか。

頑張って登った人間は見える景色が違う!

なんてただの綺麗事ですよ。

野呂山しかり、灰が峰しかり。

だからそういう山はね、自転車でサッと上がって終わりにしますよ。

もとい。

前置きが長くなりましたが、倉橋火山。

山頂付近までのヒルクライムは思った以上に過酷なハードワークでございました。

距離は短いながらも、後半の斜度は常時10%超え。

こんな坂をマウンテンバイクで上がるくらいなら、登山道を歩いて上がった方がよっぽど楽だったことでしょう。

見晴らしの良い駐車場に到着後は、靴を履き替えハイキングタイム。

ちなみに倉橋火山は、展望の良い前峰の火山と、三角点のある後火山(山頂での展望は無い)に分かれており、この山頂駐車場があるのは火山と後火山の中間地点。

まずは奥手にある後火山を目指します。

途中の東屋から見る、前峰の倉橋火山。

景観は良さそうですが、あの岩の上がピークかと思うと、少々気が引けてしまいます。。。

登山開始から僅か10分ほどで山頂へ。

三角点と記念撮影。

そこから駐車場へと引き返し、


今度は逆ルートの倉橋火山を目指します。

こちらも10分ほどで山頂へ。

後火山の東屋から見たら凄く怖そうに思えた岩の上ですが、

実際に登ってみると高所感はそれほどなく、

瀬戸内の多島美を満喫する事が出来ました。

以上。はやぶさ太郎的広島県百名山評価。

倉橋火山・後火山ともに星3つであります。




□2020.12.23
古鷹山(394m)広島県百名山 No.12


倉橋火山から自転車で1時間程度。

登山口駐車場に自転車を止め、


片道およそ2kmの軽登山。

最初から急登の石段が続いた時にはどうなることかと焦りましたが、

それを抜けると非常に歩きやすい山道で。

後半はそれなりにキツくなり、

お助けロープや

お助けチェーンが何度か登場しますが、

最後まで楽しく登りきることが出来ました。

ちなみに古鷹山は日本海軍御用達の山だったようで、

山頂には旭日旗の他にも、

あんなモノや、

こんなモノが、展示(?)されておりました。

以上、はやぶさ太郎的広島県百名山評価。

古鷹山は星3つであります。



【あとがき】
復路にて。呉から東広島へ上がる国道の登りで、強烈なハンガーノックに見舞われた。登山では全く体力を削られず、自転車の走行距離もそれほど長くはなかったため、まともな昼食を摂ることも無く、補給に関してはかなり適当に胡麻化していた結果だろう。近くにコンビニやスーパーもない田舎道。心身ともに力が入らず、、、気持ちが悪い。自販機を見つけてコーラを一気飲みしようと思ったが、なんと売り切れ。仕方なく栄養のありそうな微妙なホットドリンクを2本飲んで少し休憩。その後はリクガメ級のスピードで坂を上がり、東広島市内に入ってからはコンビニで補給をして無事帰宅。ここまでのハンガーノックは初めてだったので、とても良い勉強になりました。

嗚呼、自販機で飲んだ海老のスープはなかなか美味でございましたよ。