リフトアップブロックキット『MAX40』の軽トラ用のリアのブロックは何年か前にリニューアルしていましたが書いてなかったので今更ながら書いておこうと思います。
それまでのブロックは40mm高の角パイプを切断して固定する穴とかを加工したものを使っていました。
物理的に上げるだけならこれでも十分なものですがプロペラシャフトが短い車などもあってまっすぐあげるだけだとプロペラの入力角度がついてしまい異音が出てしまう場合がありました。
異音はいろんな原因があるためこれだけの原因とは言えませんが、その可能性の一つを減らすタメにこんなブロックを作りました。
斜めになっているんです。
これを作るタメに今まではパイプを切るだけだった作業から2枚のレーザーカットしたプレートを曲げて溶接する工程が増えてしまいましたがこれによりデフとプロペラシャフトの入力角度がナチュラルになるタメ異音がかなり軽減されることになりました。
薄い方を前向きにつけるとペラシャから真っ直ぐ目に取り付けできるんです。
これは画期的アイデアであり車両の負担も軽減できるようになりました。
但し!全ての軽トラがこれなのではなく、ペラシャの角度に違和感がない車に関しては真っ直ぐのブロックを採用しています(ですが角パイプではなく組み立て式に統一)。
似たようなアイテムが増えてきた昨今ですがこのスラント構造のブロックはまだ少ないように思います。
リフトアップキットのご検討の際はこの辺りも考慮されたらよろしいのかなと思います。