大人気のMAX40リフトアップキットの取り付けについてコツを含めて案内しておきたいと思います。
このスタビライザーがあることで、リンクロッドの大きな球が邪魔になりリフトアップしたことで1G状態の時に車両側ブレーキラインと高さが同じになってしまうため個体差もあろうと思いますがそのままでは擦れて切れてしまう恐れがあるので、現時点の判断としてはスーパーキャリイとキャリイダンプに関してはリフトアップの際にスタビは外していただくことになります。
今回私の仕事としては外して納車ですが、取り次ぎの業者さんはサスペンションの加工屋さんのためなんとか取り付けするとのことでした😅あまり深くは突っ込まないでね。
さて続きましてフロントの作業を進めていきます。
ショック側は先に仮組みしておきます。
ナックル側は先に下の穴にボルトを通しておきます。
その次にローターの段?のところにジャッキを当ててぐいぐいと上げるとナックルが起き上がってきますので手でもローター上面を押す感じで押し込んでいき所定の穴位置に来たらボルトを差し込み、ジャッキにより1G状態が作れてるうちに締め込んでおきます。
運転席側はちょっと難儀するかも😫。
その次に周りのホースなどを固定していきます。
まずABSのワイヤーですがクランプまで届きませんが、このチューブが移動するのでセンサーからクランプまではギリギリ届くところまで伸ばして固定します。次にブレーキホースですがこれも移設が必要なので付属のステーを使いストレスのかからないショック下を通るようにオフセットします。
助手席側は比較的スムーズですが、運転席側はロアアームを下げるにあたりロアアームが長いためメンバーに当たって下がらない状態になります。
なので作業時は干渉させながらも位置決めするのに力技も使うので注意してください。
これでフロントは終わりですがスーパーキャリイの場合はスタビをなんとかしませんと😅。
続いてリアです。
外し終わるとこのABSの線が引っ張られてしまい危ないので外しておきます。
でも作業時は外したままにするのが正解です(切れてしまうと大変です)。
緩みやすいところなので少しずつ均等に強く締め込んでいきます。
固定が終わったら先ほどの光軸センサーを下段に取り付けとABSの線を無理ない向きで取り付けします。
捻れ防止にわざと90度クロスしているアイデア部品です。
各部締め込みを確認したらタイヤをつけて着地させ前後移動、ステアリング切ったりして当たらないかを確認します。
今回は165-65-14のMTタイヤを履かせております。
馴染ませてからのキャンバーの確認。
これはキチンと1G取り付け作業をした結果なので、ポジキャンなんだけど?と言わないで取り付けをやり直してもらうと改善するかもしれませんよ😁。
あ、キチンとトー調整も行ってくださいね。