ソニーが最後の覇権争いに挑むのか?
iPod の登場からAppleが完全に独走していた
デジタルオーディオプレーヤー(携帯音楽プレーヤー)業界に、
松下 (D-snap)、東芝 (gigabeat)その他多数の海外メーカーから
遅れて殴り込みをかけたソニーは、
(注:まあ独自フォーマットからmp3を認めてからと考えて)
ウォークマンのノウハウを生かしながら、
着実にそのシェアを伸ばしてきたのは間違いない。
立ちはだかる壁、アップル社。。。
Appleは2000年以降本当に見事な販売戦略だと思う。
iPod mini、iPod nano、iPod shuffleと次々にユーザーに
魅力的な製品を提供し続け、ここ最近では海外での
iPhone、そしてもうすぐ発売のiPod touch他色々な商品。。。
現在でも携帯オーディオ市場で50%のシェアを持つと
いわれているのは、やはり日本で認められ続けたからだ。
。。。しかし!日本の巨人SONYは猛追してきた。
商品のラインナップの豊富さ、あらゆるユーザーに受ける
だけでなく、特定のユーザー(男性向け、女性向けなど)
向けの商品に力をいれるなどして、ほんとここ近年の
ソニーWalkmanの強さはすばらしいと思う。
それを証拠に最近のシェアは30%近くで、アップルに
ついで日本では2位のシェアはただ単にソニー信者に
よるものだけでない、認められた証拠であると思う。
さてさて、前置きが長くなったのだが、今回のタイトルである
最後の覇権争いというのは、ソニーがついにiPodシリーズに
機能で勝負をかけて、もう一石投じる商品がでたからである。
それはワンセグ搭載”Walkman A910 Series” である。
ただ単にワンセグ搭載機なら何も感じないのだが、
そのカードボディと、大画面液晶など、今までの
ソニーのスタイリッシュな製品の中にワンセグ機能が収められた
とうことの意味は非常に大きい。
知っている人も多いと思うが、ソニーの製品は
まず外側、そのスタイリッシュな外見が決まってから
最新の技術力を結集してその箱に収まる中身を作るという。
まずスタイルありきな考えがあるから、
デザインではソニー商品が受けるのは当たり前なのだ。
まあ簡単に当たり前とかけないすごさは、技術力が
あるからできるからで、それが巨人ソニーの強みであろう。
話はもどって、新型ウォークマン「NW-A910シリーズ 」なのだが、
高音質化技術「ClearAudio Technology」や、「ノイズキャンセル」
も惜しげもなく搭載され、この商品の気合の入り方は、
あきらかにiPod touchへの対抗心をあらわしている。
ビデオや写真はもう見れてあたりまえ、
しかし、ビデオや写真は決して一般的でない、
特に写真はもっと大画面で見たいし、ビデオに関しては
その録画技術と機材が必要となる。
(注:ダウンロード販売や無料動画もあるが、普及率を
考えるとやはりまだ疑問だと思う)
ほんと単純に映像が、そう、テレビがみたいというニーズは
携帯市場でもわかるようにワンセグ搭載してなんぼである
というところにあると思う。
ワンセグの便利さと、その利用価値の高さから、
今回の「NW-A910シリーズ」は魅力ある製品だと思う。
そりゃ「携帯電話についてるからもういらない」
などという人はいるかもしれないが、それだけでない
100時間録画OKなところや、機能面から考えれば
携帯電話以上の何かは得られると思う。
それほどワンセグ搭載の意味はでかい。。。
iPodシリーズにはできない技をやっと取り入れて、
日本でのもうワンランクアップのシェア拡大を
ソニーがしそうな予感がする。
まあソニー信者が言ってることですけどね。
そう、俺は。。。(以下略)