黒服の貴女の訴えるような切ない眼差し…。
言葉が届かない距離。
近づいて肩を抱き締めてあげることも…
今の僕には出来ない。
すれ違いざまに僕を
見詰め通りすぎて行く。
貴女の視線が胸に突き刺さる。
今の僕にはただ
見守るほか手立てがない。
変化の時を迎え脱皮し始めた貴女。
その殻は自力で脱がねば意味が無い。
貴女の視線を感じる。
貴女の苦しみを理解する。
今の苦悩が大きいほどやがて訪れる『本当の歓び』は計り知れない。
僕は貴女の力を見ていたい。
抱き締めてあげることは出来ないが…見守ることなら出来る。
