『ねぇ腕から音が伝わってくるでしょう?この感じがいいの』
バイオリンの持ち主Fさんが言葉を投げ掛ける。
胴で共鳴した音が肩~左耳まで這い上がってくる。
オォ?演奏者にはこうやって音が聴こえているのか?
ひゃは♪ひゃは♪体験しないと分からない♪不思議な感覚。
丁重にバイオリンをお返しして歓談。
私の隣には彼の奥様が並んで座っている。奥様と会話を楽しむ。
nori さんはバイオリンを弾きながら我々の傍らに立つ。
後で冷静に考えましたが、許可を得て写真を撮らせて頂けば良かったと悔やみました。
見た目は悟郎さんに似ている nori さんですがバイオリンを弾くと益々似ている。
さらっと弾く曲はなんと『シンフォニックトレイン』
あれぇー今となっては幻の名曲。
『楽譜あるんですか?』
『いえ、耳コピです♪』
はぁ~カッコいい♪
休憩を挟み再び練習再開。
しかしここで先生からのムチャブリ!
『せっかくですからゲストにも参加頂いて…。』
ん?ん?わたし~?
えぇ?弾くの?
『大丈夫ですよDの音だけですから♪』
先生が弓に手を添えて下さる。しかし手が触れると いうだけでドッキ!ドッキ!!
ヤバい二重に緊張!
『ミュゼット(バッハ)』
緊張感が抜けないまま合奏。
皆様温かい方ばかりで良かった♪貴重なお時間を私の為に割いて下さりありがとうございました。
他の演奏者の方と自分の音を聴きながらピッタリ合わせることの難しさを知りました。
呼吸を合わせる。
心をひとつにして
曲を演奏する。
一糸乱れぬ音を造り上げる難しさ。
心に迷いが有ったら生まれない音。
心をクリアな状態にし、音に身を委ねる。
息を調える。
生まれる絶妙なハーモニー。
それくらい音は繊細で崩れ易い。
演奏者が命を吹き込み…力を得た音は観客に届く。
なぁるほど♪
なぁるほど♪
最後の曲は
『ブーレ(ヘンデル)』
約二時間に亘る見学でしたが、得たモノは沢山ありました。
自分で楽器に触れ実際に音を出してみる…解らなかったことが見えてくる。
で今後は?
文太郎にバイオリンは無理だ。
似合わない。
聴いてる方がいい。
nori さん、奥様。
そして教室の皆様、先生。
本当にありがとうございました。
緊張したけど楽しかったです。
nori さん貴方の演奏はヘボくない!
悟郎さんとのセッションを妄想してしまった文太郎でした。
夢叶いませ♪
叶いませませ♪
