女子五輪予選:日本vs中国
なでしこの五輪予選最終戦vs中国が行われ、1-0で勝利。
最終予選を5戦無敗で1位で予選突破を決めてくれました。
今大会は内容は伴っていませんでしたが、
1位突破を決めたことでW杯チャンピオンの面目を保ってくれましたね。
北朝鮮戦から7人を入れ替えてサブ中心で臨みました。
Jリーグならベスメン規定に引っかかるところですが、
五輪に向けてサブの底上げにはもってこいの舞台でしたね。
連携はあまりないのは仕方がありませんが、
1-0で開催国に粘り強く勝ったのですから、
日本はそれなりのレベルにいることは確認できました。
ただ、この試合もそうですが、大会を通じてパスミスが多かったですね。
相手のプレッシャーを受けてのパスミスなら理解できますが、
プレスのないところで相手に渡したり、味方に合わなかったりと、
頭が動いていないのではないかと思うミスが多くみられました。
それによって日本のリズムが出なかった面はありました。
もちろんピッチが悪くて、ボールが転がりにくいだけでなく、
軸足がブレてしまう面もあったかと思います。
しかし、イージーミスが多かったように思いますので、
そのあたりの修正は確実に行ってほしいなと思います。
あとはトラップミスでチャンスをつぶした場面が多かったので、
その精度は五輪に向けてあげていかなければいけません。
まあ、いずれにせよアホみたいな日程の予選を
確実に勝ちきったことは評価されて然るべきです。
ほんと良かった。
メディアに出ることも女子サッカーの底辺を広げる活動ですが、
最もその効果があるのは大会で勝つことだと思います。
なので、メディア露出はそこそこに五輪に向けて強化に取り組んでほしいと思います。