宮崎県知事スキャンダル
宮崎県知事のマンションに女性が2人出入りしていたと報じられました。
就任早々で、選挙前からも以前のスキャンダル問題がネックとなりかけていたことを思うと
ちょっと軽率だったと言わざるを得ません。
また、知事としてはどの報道機関に対しても平等に接することが必要ですから、
一部の報道機関の人間が出入りしていたということも問題でしょう。
いろいろな立場の人との意見交換は必要なことですので、
やり方や場所の問題をもう少し考えたほうがいいのかなとは思います。
しかし、女性スキャンダルとして報じるのはいかがなものかと思います。
現在知事は独身であることから、プライベートな恋愛について、
とやかく言うことはお門違いだと思います。
不倫でもないので問題はないでしょう。
もちろん、男性と女性ではこの問題の捉え方は違うでしょうし、
生理的にこの手の話題を受け付けない方もいらっしゃるでしょう。
そこへの配慮はもちろん必要なことだと思いますが、
しかし人間が生きていくうえで恋愛は必然だと思います。
追求されるべきは、知事の部屋へ行った報道機関の記者のほうでしょう。
報道の倫理を無視した行動といわざるを得ません。
各マスコミはそこを追求すべきですし、
知事を追及するならば上記の公平性を議論すべきです。
しかし、単なる女性問題というワイドショー的な話題にしか飛びつけないあたりが、
現在のテレビや雑誌の質の低さを露呈していると思います。