皆さま、こんにちは!

OVERHEAT THE RAINBOW の なかちゃんです☆彡

 

 

小学校の国語の授業。

あれは3年生の時でしたか・・・

 

教科書とは別に、わら半紙刷りの冊子が配られた。

 

 

「かっぱのめだま」 さねとうあきら

 

 

人間になりたい かっぱが、強欲な男に騙されて身が干乾びるまで岩の上で、甲羅干し。

お日さんが甲羅を溶かしてくれれば、人間になれると信じて。

 

甲羅はちっとも溶けないが、

とうとう目玉ばかりになった かっぱが

 

「おらのこうら、とけたかね?」

 

驚いた男は池の底に沈んでしまう・・・

 

 

 

作者の さねとうさんは、

角笛創立初期のメンバーでした。

脚本や演出も手掛けています。

 

 

いまや、数多くの創作民話を書かれ、

児童文学の大家として

その名を知られていますが、

長きにわたり、演劇界でその才能をふるって来られました。

 

角笛の旅公演で各地を回った経験が、その後の創作に大いに役立ったそうです。

 

 

 

一度だけ、人形の稽古を見ていただいたことがあります。

 

「小さな青い機関車」

原作/アーシュラ・フリハン

訳/八木田宜子

演出/さねとうあきら

脚色/井上ひさし

音楽/宇野誠一郎

声の出演/宮城まり子

 

 

 

人形操作の姿勢を自ら示しながら、

「こうしてこうして、ああして」

テキパキと、ご指導くださったのですが、

その渋い声と目力のすごさばかりが、印象に残っております・・・

 

 

その さねとうさんが劇団角笛のテキストとして残された

「影絵劇のやりかた」

詩人のような情緒あふれることばを散りばめながら、

影絵の魅力をぞんぶんに語っておられます。

 

 

――宝石のような澄んだ輝き――

 

 

OVERHEAT THE RAINBOW の 「光絵」 が、求めてやまない美しさです。

 

 

 

 

byなかちゃん

 

 

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