皆さま、こんにちは!

OVERHEAT THE RAINBOW の なかちゃんです☆彡

 

 

赤い彼岸花が一群に咲き集っているのを見ると、「ごんぎつね」  を思い出します。

 

新美南吉 作

小学校の教科書でも おなじみの童話。

 

南吉童話は、生き物の背負う悲しい性を

虚飾なく、朴訥に描き出し、

だからこそ、生の尊さを訴えているように感じます。

 

 

角笛では、創立年の1963年9月19日、

千葉県の市川市民会館で初演を迎えて以来、

何度も再演され、いまも愛され続けている作品です。

 

 

 

なかちゃんが携わった時の 「ごんぎつね」 は、

 

原作/新美南吉

脚本/吉川惣司

演出・潤色/忠隈昌

音楽/渡辺岳夫

声の出演/市原悦子 他

 

 

 

 

今でも忘れられない場面・・・

 

オープニング

いたずらぎつねの ごんが、スクリーンの前を飛び跳ねる!

黒子の衣装に身を包んだ人形遣いと、きつね色のごん人形は、一心同体。

 

ごんが袖に飛びこむと、

今度はスクリーンのシダの繁みからシルエットのごんが飛び出してくる!

みている子どもたちが、ぐっと引き込まれる瞬間です。

 

「ごんごんぎつね ごんぎつね~♪」

と、市原さんの軽快な歌声。

 

 

兵十のおっ母の葬列をごんが見送る場面

スクリーンの前に、彼岸花の群れ咲く丘が現われます。

客席からみると、赤い彼岸花の間から

シルエットのごんの顔が、のぞいているようにみえます。

そのごんが、なんともかわいらしい。

 

 

ラストシーン

兵十に撃たれた ごんが夕焼け空をかけ昇っていく。

市原さんの歌声が、ごんの魂をしっとりと包み込みます。

 

 

 

角笛の 「ごんぎつね」

やさしい ごんぎつね。

悲しいけれど、大好きな作品です。

 

 

(ごん人形と なかちゃん)

 

 

つづく・・・

 

byなかちゃん

 

 

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