参院選が告示され本格的な選挙戦が始まりました。
そもそも参議院ってなんだろうという方が多いかもしれませんが、
役割は衆議院の法案が適切かどうかチェックする「良識の府」です。
今回の改選は242議席の半分が対象となり、投票は各県の選挙区
から県毎に割り振られた議席と比例代表の議席を決める形になります。

現状では衆議院での与党は自民・公明の連立政権で参議院は
民主党という状況なのでこれを「ねじれ」と言いい、衆院で可決したものが
参院で否決されふたたび衆院に戻り3分の2の賛成で法案通過という状況に
なっているので重要法案が思うように進まず政権与党の国会運営にも支障を
きたしています。

このねじれを解消させて政権運営を円滑にするのか、政権が暴走しないために
ねじれを継続させるんか国民に問われています。

次に山積されたこの国の問題をどのように解決するのか
各政党の訴えを考えないといけないのですが
政党やマスコミは重要政策を利害や感情・イデオロギーで訴えてしまう。

・アベノミクスをはじめとする経済政策
・震災復興
・原発の可否を問うエネルギー問題
・憲法改正
・外交
・安全保障
・TPP

思いつきで挙げただけでもこんなに多くあります。
ロジック(根拠)無き政策提示は議員の質の低下と
国民の政治無関心が要因だとと思います。
思うに日本の政治はまだ成熟していない気がします・・・
戦後マッカーサーに12歳の少年に例えられて65年が経つのに。

政治家が笛を吹いてマスコミが太鼓を叩き国民が踊らされている
見物している中央官庁のお役人が内心「バカ」となじってこいつらには
任せられないから俺たちが動くという構図になっていると思います。

毎回取り上げてしまっていますがジョン・F・ケネディーが
大統領就任のスピーチで「国に何かを求めるのではなく国のために
何ができるか考えよう」という名言がありこの意味はもっと国民は政治に
関心を持ってくださいねというメッセージが込められています。

1票を行使することが政治を成熟させる第一歩であり、関心を持つことで
政党も骨のある政策や候補を立てないと勝てないという危機感が生まれると
思うのでます投票に行きましょう!!




死神の精度 (文春文庫)/伊坂 幸太郎
¥570
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続編の「死神の浮力」が7/31出るので前作の感想を・・・

死神の「千葉」は死が実行される7日前からターゲットの調査を行い
1日前までに死の可否を決める仕事をしており短編形式が事が進んで
行きます。

各章のターゲットたちも個性豊かで千葉が色々教えられたり教えたりで
面白かったです。最後の章で各章の点と線が良い形で繋がって行ったのはさすがでした。
最後のオチも申し分ないほど良い終わり方でどんよりした心が晴れて
行くような気がしました。


今日はサザンデビュー35周年!1978年6月25日に勝手にシンドバッドを発売してからそんなに経つのですね。そして5年ぶりに活動再開!!桑田さんの暴走が楽しみです(^O^)

初めてサザンの音楽に触れたのが中学生の時に発売されていたアルバム「happy」でした。ベスト盤であるアルバム収録曲でいちばんのお目当ては「マンピーのG★SPOT」でして(;^_^Aまぁお年頃だったので・・・おまけのつもりで聴いた「いとしのエリー」や「勝手にシンドバッド」「真夏の果実」といった名曲でサザンにハマっていった事を思い出します。音楽鑑賞という趣味に導いてくれたのがサザンなので35周年というのは感慨深いですね。

サザンがいろんな事を初めてやっていてそれが以後常識になるものが多くあり

・メロディーに合わせて歌詞を載せる

・なに歌っているにか分からないから歌番組で歌詞の字幕を付けた

・日本で初めてプロモーションビデオを作った

いまでは当たり前の事をサザンは作っていったのです。

功績も去ることながら曲はロックやバラードはもちろんの事ヒップホップ、歌詞は地元茅ヶ崎や湘南への郷土愛・夏・エロス・社会風刺など多彩な音楽を出し続けJ-POPの第一線で30年以上活躍してきたのは凄い事です。桑田さん大病を患ったのに今年は新曲も出すみたいで、以前と比べたら声量は落ちたけど惹きつけるものは衰えていないしそのバイタリティにも脱帽です。


ローリングストーンズのように息の長い音楽活動を期待しています!
MTVからアンプラグドのオファー来ないかなぁ~
「希望の轍」「真夏の果実」「夏をあきらめて」なんか
アンプラグドで演奏したら絶対シビれるなぁ。











アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズが「子供達に残したい」と自ら望んで元ニューヨークタイムズの編集長に書いてもらった伝記で上下巻に分けています。

上巻では生まれからアップルの創業・追放、ピクサーでの成功まで書かれています。
とにかく濃い人生を送っていたのだと思いました。
シリア人の父とアメリカ人の母との間に生まれた直後に養子に出され子供の頃から天才の片鱗が垣間見えるエピソードが多かったです。青年期にはヒッピーになりドラッグに手を出したり東洋の精神思想に傾倒しインドを放浪し、アメリカでは曹洞宗の僧侶乙川弘文の下で禅に打ち込んだりとこの頃の経験が今のアップル製品のデザインに活かされていたのだと思います。

その後アップルを立ち上げるも追放→アニメ制作で有名なピクサーの買収→アップルへの復帰へと続きます。

アップル復帰以降は
・ipod
・iMac
・iTunes
・iPhone
・iPad
と家電と人々の生活を一変させる画期的な製品の発売が続きます。
どの製品にも禅の精神が活かされており飾らないシンプルさを追求しつつも何気なく最新の技術を織り込むところは技術者というよりも芸術家といったほうがいいかもしれないです。気性の激しさも含めてですが・・・

本書ではビル・ゲイツとの交友についても触れられており、最初はアップル製品向けにワードとエクセルを作っていたマイクロソフトがWindowsを発売しアップルを引き離したかと思えばiPod、iPhone、iPadを発売した時はビル・ゲイツは本気で悔しがったそうです。それ以外のも色々と書かれていて生涯のライバルといってもいいくらいの付き合いをしていて面白かったです。

アップルのシンプルなものづくりをみていると日本の製品はデザインよりも技術重視でかえって使いにくしているところがあるのは残念だと思います。iPodのベースとなったハードディスクは東芝が小型ハードディスクを開発したからできたからだし、スティーブ・ジョブズが若い頃憧れたソニーはいまではアップルに大きく遅れを取っている。他の本で読んだのですがソニーがデジタル音楽コンテンツの可能性にもっと早く気がついていたらウォークマンは圧勝したいたそうです。無数のチャンスをミスミス逃しているのが日本の現状だと思います。

戦後のように奇抜な発想力をもつリーダーは日本企業で求められる時期だと思いました。






音楽専門チャンネルMTVのunplugged(アンプラグド)にハマってしまった~

楽器はエレキは禁止でアコースティックなものしか使えないので編曲のセンスが問われ、スベったら至近距離で見ているオーディエンスの冷ややかな視線をモロ浴び、プレッシャーのかかるステージがJAZZのライブに似ていて面白いですよ~


過去洋楽邦楽問わず実力派メジャーアーティストが挑戦していて

本家のMTVでは
ポール・マッカートニー
エリック・クラプトン
ボブ・ディラン
ビョーク
ボン・ジョヴィ
Jay-Z
Ne-Yo
などなど

MTV JAPANでは
宇多田ヒカル
布袋寅泰
KREVA
絢香
加藤ミリヤ
Salyu
福原美穂
chara
などなど

本家のMTVに招待された日本人
チャゲアス(ロンドン)
平井堅(ニューヨーク)
JUJU(ニューヨーク)
※JUJUはアジアの女性アーティスト初招待だそうです。

このメンツをみれば分かると思うのですが実力が無いと出来ないライブなんです。

この中で何人かのライブみましたがMTV Japanはアーティストの実力の差がはっきり出ていました。個人的にセンスが良かったと感じたのは加藤ミリヤのバイオリンで編曲した「夜空」とJay-Zのオーディエンスを巻き込んだアレンジにはシビレました~あとJUJUのオールラウンダーさと安定感は流石でした。



ライブで音源はCD化されiTunesでも聞けるのでこれからも色んなアーティストがやってくれれば面白いですよ。個人的にはU2とか桑田佳祐聞いてみたいかなぁ~