親愛なる自殺志願者へ~あの世ってどんな場所だろう | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/


スマートフォンを持たぬ者です。


必然的に『ポケモンGO』とか各種スマホゲームはできないのですが、小学生くらいの時に妄想した道でポケモンを見つけてゲットして戦わせるみたいな世界がAR技術とはいえ到来したことに喜びを隠せません。


PSVRの先行予約も即日完売が続いているそうだし、任天堂も新しい携帯ゲーム機を開発しているそうなので、いよいよ空想が現実を侵食する理想の世の中になっていきそうではないですか。


とはいえ、ここじゃない世界だったら楽しく生きていけるかといって、そんな保証もないわけで、今日も今日とて生きるのが苦痛な方々にとっては、期待通りの展開にはならないかもしれません。


昨夜、地元でもポケモン散策に出ている人々が歩いている中、スマホを持たない俺は特に何をするでもなくブラブラとしていました。


自宅近くの用水路の橋に差し掛かったとき、見てしまったのです。


乱雑に脱ぎ散らかされた靴が二足。


川は浅いが、なかなかの急流。


橋の下に人はいませんでしたが、どんぶらこどんぶらこと行ってしまったかもしれない。想像力をかきたてられるものを見てしまいました。


今日も誰かが自殺している世界で、待ち望まれているのは理想の空想世界へのチケットではなく、苦しみも不条理もないことが約束された天国への片道切符なのかもしれません。


自由に想像しましょう。あの世だけは、まだ見ぬ理想の青い海です。


きっと、今度は楽しく生きられます。