家内引っ越し | ライブハウスの最後尾より

ライブハウスの最後尾より

邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/


家の中で引っ越しをした者です。


いつだって車一台で引っ越せる、をモットーにしてきたはずですが、少々難しいことが判明しました。


原因は、大量のCDです。


CDは捨てられません。特にアマチュアのミュージシャンから買ったものには、思い出が詰まり過ぎています。


偶然地元でライブしたところを俺が通りがかって、今では音楽なんて一切やってない人なんてザラにいます。


そんな人のCDを捨てるということは、ある意味で、俺の中で生きているそのミュージシャンを殺すことと同義です。


メジャーの作品だと、まだ売るという手段があるので心理的な障壁は下がりますが、手売りでしか流通していないものは、いっそ棺桶に入れてくれと思います。


改めて聴いてみると、アマチュアなので当然ですが、下手な歌ばかりです。


それが大事な思い出になり、沁みる瞬間があるんだから、音楽っておかしなものだなと思うし、すべての娯楽の中で、最もファジーな代物だと思います。


同じ家の中で寝室を変えたくらいのことで、俺の引っ越し作業を随分とてこずらせてくれたCDたちは、今もクローゼットの上の方で、神棚の供物のように置いてあります。