熱気を音で突き破れ~Stella Letter主催「カーマンライン」リリースツアーファイナル | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/


まるで締め切りに追われるように今日中にブログを仕上げる者です。


間に合いました。


Stella Letter主催「カーマンライン」リリースツアーファイナル
"そろそろ、SPDの名前の由来でも語ろうか?"



Act 01.群青のスピカ


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元the adonisのVo&Gt.東さんと、Ba.笹倉さんで結成されたポップな歌モノバンド。


惜しまれつつ解散してしまったアドニスのことは、当最後尾でも何度か取り上げました。群青のスピカになってからは初めて聴きましたが、アドニスの頃の歌もやりつつ、より歌謡的な方向に振っていったなという印象です。


また、みんなで歌えるバンドへ、リスタートをきめてくれたことを嬉しく思います。





Act 02.虚ろ

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相変わらず、メンバー同士の距離感が微妙な雰囲気の男女混成四人組シューゲイズポストロックバンド。


バンド名からして、音のキャラクターが決まっている強みを生かした楽曲たちです。





ただ暗いわけじゃなくて、キーボードの適度なキラキラ感がフックになっていたと思います。



Act 03.folt


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ライブも後半戦となり、ここからはStella Latterの長年の盟友ともいえるバンドたちが登場してきます。まずは、突き抜けるほど青く爽やかなボーカルが特徴的な四人組バンド、folt。


さまざまな拍子を使いこなすアンサンブルのレベル。肝を心得たキャッチーなメロディ。昔馴染みの音楽仲間たちとの音楽会だからか普段からそうなのかは不明ですが、午後八時半から飛び出すド下ネタ。


伏見にある頃から、ハートランドはそんな彼らを見守っていたんだなぁって。







Act 04.nothingman



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このブログが立ち上がる前から知っていて、曲も聴いていましたが、登場するのはお初です。初めまして、超王道スリーピースロックバンド、ナッシングマンの御三方です。


昨年初のアルバムをリリースし、遂に活動10周年を迎えて、さらにグルーブの精度を増していくバンドですが、基本は、アットホームで土の匂いを感じる歌がメインというのは変わらない。


宮下さんの、朴訥としつつパワーのあるボーカルでフロアは一気に燃え上がります。燃え上がり過ぎたせいか、なんか音響がおかしな感じになったところもフォローする(注・何だか今日はどのバンドも全体的に靄がかったような音だった中、一番クリアに聴けました)さすがです。





良い歌。ただただ良い歌です。



Act 05.Stella Letter


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今回の主催者であり、レコ発ツアーのファイナルに臨んだ五人組エモダンスロックバンド。


ライブタイトルにあるように、ベースであるSPDさんのアーティスト名の由来を明らかにするという趣向ですが、結果は、まぁ、若いときって、いろいろテンションで突っ走っちゃうよねっ。


そんな彼の髪型を前列中央にいた俺が整えるという一幕もありながら、ライブは熱く進行。コズミックなサウンドで、フロアを恒星ひしめく大星雲へと変えていきました。


思えば、彼らを見続けて長くなりました。


昨年のアルバム発売が、一つのハイライトだったとすると、今年決まったワンマンライブは一つの到達点になるのではないかと思っています。


その日を楽しみに、また会いましょう。







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