どうも( ^_^)/
昔、作った自主制作CDの設定価格を100円にしたら「釣り銭が増えるから500円にしろ」と買う側から逆値切りをされた者です。
それでも世界が続くなら/狐と葡萄
前作のアルバムでは、ついに『レーベルなし』という、自分が今まで見てきた商業流通しているパッケージCDで初めて見る表記になっていたそれでも世界が続くなら。
そして今回、ベルウッドレコード内のレーベルROCKBELLより、久しぶりのシングルをリリースします。
あまり所属先が数年でコロコロと変わると、ファン心理としては若干、不安が募ります。
いつも、笑えないブラックジョークみたいな現状をクソ真面目に受け取って生きていかざるを得ないような、いじらしくて愛おしくてどうしようもなくほっとけない連中に歌っているのだから、多少の乱高下は当たり前とすら思えます。
シングルの発売日?
7/20ですけど。
フライングにも程があるという指摘は受け付けません。
当最後尾ブログ右部分に並んだたくさんのブログカテゴリを見て頂ければ分かる通り、俺はそこそこ音楽を聴きますし、もっといえば、まずまず音源を買っている人間だと思います。
予算のやりくりがどうしようもなくてレンタルで済ませてしまうこともあるにはありますが、金が入れば記録媒体を買います(俺はハードディスクを信用していないのです)。
そんな消費活動をしているので、必然的にシングルの購入はあまり多くないです。
今年買う予定のあるシングルは二枚だけで、一枚はCIVILIAN(Lyu:Lyu)の『Bake no kawa』、もう一枚が、それでも世界が続くならの『狐と葡萄』です。
音楽人生の醍醐味というのは、シングルのカップリング一曲、配信限定の一曲さえも聴き洩らしたくないと思えるバンドに出会えるかどうかで変わってくると思っていて、その意味では、俺はそんなバンドやアーティストが上記二組含めて全部で五組いるので、相当いい思いができています。
そういうミュージシャンに対して抱く気持ちで一番大きいのは、『ほっとけない』という感情です。
と、同時に、その人らが生み出す楽曲のすべてが俺を放っておいてくれない。
「お前に歌ってんだよ」
と、語りかけてきやがります。
それでも世界が続くならも、そうです。とても音楽なんか聴いていられるような状態じゃないけど、音楽を聴くことくらいしか時間を過ごせないとき、最初に選ぶ歌でもあります。
それでも世界が続くならは、聴く人を選ぶバンドではないと俺は思っています。
ですが、聴く人の多くがバンドに選ばれたと思っている。それだけ個人的な領域に深く侵入してきてしまう音楽をやっているとも思っています。
放っておかれたすべての人たちに薦められる、放っておけないバンド。冒頭に貼った楽曲に“呼ばれているような気”がしたら、一先ずYOUTUBEで聴ける全部を巡回して、アルバムを買いましょう。
その一曲たりとも聞き逃したくないと思えるはずです。
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