どうも( ^_^)/
朝っぱらからテレ朝実況席はなかなかパンチが効いてるなと思った者です。
吉野アナと松木さんのゴールデンコンビは、本当にゴールデンタイムじゃないときついな、と。いや、disってるわけじゃない。朝八時に寝起きでいる奴が悪い。
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勝ったし、勝ち方も派手ではあったけれど、良い試合ではなかった。雑な試合。ネガティブな勝利。収穫より課題を多く見つけた最終調整試合。
無論、それ以外の光明も多く見られました。
日本4-3ザンビア
3失点で守備に不安も…ザンビアに4-3で競り勝ち5連勝でW杯へ
今回は、まず良いところから挙げていきます。理由は後述。
・本田が間に合った
と、書いてしまっていいでしょう。細かいプレーの質、という面で不安はある、今回はボールをロストするほど厳しくマークされていなかったので、本選でガシガシ来られた時にどうなるかは未知数です。
が、前から、本田クラスの選手は『自信を持ってプレーする』ことができれば大丈夫だと思って来ました。コスタリカ戦の前半までは、それも無かった。
シュートレンジに入っても、モタモタとボールをこねくり回している姿が目立っていたキプロス戦から比べれば、コンディションは大分よくなったと観ました。足もよく動いていました。口もよく動いていました。
二得点、は、貰い物みたいなものですが(一点目は香川が得たPK。二点目は森重のテクニックから生まれたゴール)、大黒柱として大事な自信になったでしょう。ショートコーナーを多用したりFKを外していたのは相手にデータを取らせない情報戦なんだろう?そうだろう?
ということで、本田は間に合った。と、しておきます。異論は受け付けない。
・大久保もトップコンディションで行けそう
決勝点は見事だったし、香川の得点シーンも、PA内をウロチョロして相手DFを下げさせた大久保の動きが生んだゴールといっていい。
ポジションはCFor右サイド。どちらも行けますが、どちらかというとトップで存在感を放っていたので、本選は最前線でお願いしたいです。
・吉田も大丈夫。山口、遠藤も90分走れる
最終盤、試合を終わらせるべき場面で相手にカウンターを許し得点を決められてしまったのは残念というか無念というか、丁寧に行き過ぎたかなという感じでした。ズルズルと下がってシュートを打たれるくらいならタックルに行っても良かった。
それは本選までにきっちりやってくれるとして、吉田・山口・遠藤といったところがフル出場できたのは良かったです。
特に、遠藤はもう90分走るのは無理なのかなと思っていたところだったので余計に良かった。山口はもう完全にレギュラー、なんだか本選で山口がゴールを決めていそうな予感がしています。
三失点した割に目立たなかった吉田。それだけ、基本的に守備で大きなミスは無かったということと受け止めています。森重・吉田のコンビも良い感じ。今野とのコンビでもピンチを防いでいたので、どちらの組み合わせも目途が立ったというところですか。
以上、この試合で良かったことでした。以下、悪かったこと。
・内田が間に合ってない
誤算でした。
前回、前々回と、半ば“内田篤人とW杯”みたいにフォーカスしていたブログとしてはザンビア戦で90分危なげないプレーを見せた内田に太鼓判を押す、みたいなプロットを用意していたのに、まさかそこを狙われて、そこのミスを突かれるとは。
このままのコンディションでは右をズタボロにされてしまうので、コートジボワール戦は酒井宏樹になるかもしれません。幸い、宏樹は良く動けていました。長友も問題なし。今回みたいに序盤で立て続けに失点すると、とどめを刺される恐れがあります。あと一週間で何とかなるかは微妙なところ。
・柿谷が難しい
劣勢な場面だったので難しかったのでしょうが、もうちょっと前にいて欲しかった。前線の脅威になり切れない、物足りないプレーでした。
・いくらなんでも苦戦しすぎた
身も蓋もなくて、誰もが思っていること。もっとできるだろう、ということですね。
ただ、日本代表は全ての意味で発展途上。こうして明らかな格下相手に苦戦を強いられると同時に、強豪国と思わぬ善戦をしてきた『勝率は不安定だが、型に嵌れば強い』チーム。初戦に100%の力をぶつければ、相手がどこであろうと勝てるので、あと一週間、万全の準備を整えて。とにかく、いざ試合が始まってみないと星が読めないチームなのです。
と、今回は悪かったところを列挙して終わりましたが、大抵このくらい気が引き締まっていた方が本番で良い結果になる気がするので、ゲンを担ぐようにこのような体裁にしました。
俺は勝ってほしいのだよ。
試合内容についてとやかくいえるのはこの強化試合までです。本選で求められるのは勝利という結果のみ。何なら全得点まぐれ当たりのオウンゴールでもバカ騒ぎできるのがW杯です。
代表は準備を尽くすでしょう。俺もブラジル仕様のTV観戦コンディションに持ってくることにします。