ライスボウル オービックシーガルズ×関西学院大学ファイターズ 前半 | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/

アメフトは一昨年からようやく観始めた者です

ライスボウル、想像以上に白熱した試合だったので、書き残しておきます


ライスボウルとは
日本におけるアメリカンフットボールの社会人日本一と、大学日本一が争う頂上決戦
二年前から社会人のオービックシーガルズが二連覇中


そして今年は去年と同じ顔あわせ

JXB(ジャパンXボウル)三連覇のオービックシーガルズと


甲子園ボウルで残り時間0秒のFG(フィールドゴール)を決め連覇を果たした関西学院ファイターズの対戦

去年の雪辱を誓う関西学院ファイターズを迎え撃つシーガルズという構図です


クォーターごとに区切って試合を見て行きます

第1Q

シーガルズのQB(クォーターバック)菅原がパスやラン上手く織り交ぜて順調にゲインを稼ぎ、TD(タッチダウン)、TFP(トライ・フォー・ポイント)キックも決め7-0と先手を取ります

対する関学大の攻撃ですが、シーガルズの屈強なDL(ディフェンシブライン)、主にケビン・ジャクソンに阻まれる苦しい展開
と言っても大学には191cmの黒人選手などいないでしょうから、これはもうしょうがない

むしろ、後々の攻防でOL(オフェンシブライン)やQBが慣れて行ったのが驚きです

試合にもどり、攻撃権は再びシーガルズ

関学大のDL陣がなかなかシーガルズを止められず、さらにQB菅原はキレッキレで、シーガルズの一方的な試合かと思われました

しかし、なんとWR(ワイドレシーバー)木下が、まさかのファンブル、そのボールを奪った関学大に攻撃権が移る

木下 典明・・・NFLの練習に参加し「NFLに最も近い日本人」と言われる選手

JXBでも本来のプレーから見れば精彩を欠いているように見えましたが、今日は良い調子で動いていただけに詰めが甘いと感じました

シーガルズ側に一抹の不安を残し、第1Q終了


第2Q

お互いに一回目の攻撃シリーズがパントキックに終わる

シーガルズの攻撃
WR池井のビッグゲインが決まり、調子に乗ってくるかと思ったら、直後に関学大DB池田がパスインターセプト

攻撃権は関学大
と思ったらシーガルズLB古庄が関学大QB畑のパスをカットしターンオーバー、落ちつかねぇ 笑

そこからのシーガルズの攻撃は不発に終わりました

関学大の攻撃
ようやく息を吹き返した感のある畑のパスが次々に決まります

シーガルズも負けじと関学大を4thダウンまで追いつめる

ここから関学大の奇襲が始まる

敵陣の4thダウンなので、とりあえず3点は入るFGを蹴ると見せかけてキッカーがまさかのパス、そして何故かその先に居たWR(無論どフリーです)、そしてパス成功

その後RBからのTDパスというまたも奇策で同点に追い付いたところで前半終了、スコアは両者1TD+TFPFGで7-7


前半を終えたところでの感想は

個々の能力と経験知の高さでもって確実に攻めつつも同点に追いつかれたシーガルズと、明らかな劣勢から奇策で追いついたファイターズという感じ

確か去年は最初から全開の奇策で行ったファイターズがシーガルズを惑わしリードするも、最終的に追いつかれ逆転された展開でした

それを踏まえて今回は割りかし正攻法で行くのかな、と思いきやマンガみたいなことをやってきやがりました(褒め言葉)

徐々に意外且つ緻密な作戦が書かれた分厚い本を開いていく不気味さを感じる関学大ファイターズに期待です

そして後半へ...