この曲を歌ってから、ライブはしていない~『Dear you』 | ライブハウスの最後尾より

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邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/

餅つきをした者です

我が家では毎年30日にペッタンペッタンやるんですが、今年は親戚の都合で超和風なクリスマス2日前 笑

最近はやらない家も多いそうなので書いておきますが“餅つき”とは名ばかりで

『もち米を上手く炊く』
・・・火と水の面倒をひたすら見る地味な作業(そして煙に涙が止まらなくなる)

『炊きあがった米を杵で良い感じにこねる』
・・・3臼もやれば握力と腕力の限界を超えた新しい世界が見えるがしかしこれも地味な作業

をするのがメインになります

つきたての餅が食えて、年末年始の雑煮攻勢が凄まじくなること以外に何のメリットも感じない行事なのですが、やらないと何か気持ち悪いのです



ここからが本題

前回から随分経ってしまいましたが『弾き語りシリーズ』第三弾『Dear you』をアップしたので聴いてみてください

『Dear you』


※『弾き語りシリーズ』とは20歳くらいの時、湯水の如く曲を書きまくっていた時期があり、全部にバックトラックを作って発表するのは無理だと判断した結果「そうだ、ギター一本で弾き語ろう」という安直な発想に至ったことから始まったものです

「弾き語りなら毎週アップできる」と思っていた時期が俺にもありました…… 笑


この曲は是非歌詞だけでも読んで欲しいので、書いておきます


『誰もがそれぞれにそれぞれの哀しみを抱いているんだから
誰かと同じような歓びを押し付けることなんてできない

だからこの歌をもしもあなたが聴きたくないと思うのなら
耳を塞いでくれて構わない 手拍子も歓声も要らないから


「あなたは恵まれているんだ」ってそんなことを言ったら優しいあなたはあなたを責めてしまう
泣いてしまう どうか泣かないで

生まれてきたってことだけじゃ そのかけがえのない事実だけじゃ
誰ひとり褒めてはくれないけど あなたはかけがえのない人


何にも欲しくなんかないのに 裸で生まれてきたのに
服を頭から被せられて 夢や期待を抱かせられて

明日のために今日があって明日は明日の明日のために
いつになったらあなたはあなたの今を生きられるの


何が幸せか分からないから とりあえず不幸を減らす作業
繰り返しを繰り返した先は 結局幸せは無い未来

誰かに言われてやったこと 「みんな」から省かれない為だけ
転んだ一人を置き去りにして 泣き喚く声に知らないフリして


欲しかったものはあるはずさ でもそれは元々持ってたもの
要らないものばかり押しつけられ 必要なものを捨てさせられて

「どうせ叶わないけど夢は見ろ」「指図されながら自由に生きろ」
「たった一度きりの人生だ」と 二度目が無いのがせめてもの救い



Dear you 自分勝手な僕があなたの為だけに歌う
Dear you 自分勝手な僕が僕に宛てた救いの歌

Dear you... Dear you...


あなたがどこの誰かなんて知りたくも無いし関係も無い
二人分の命から生まれた かけがえのない一人の命だろう

この歌に耳を塞いでいても 歌う僕を嫌っていてもいい
僕はそんなあなた自身を好きなあなたでいて欲しいだけ


Dear you 自分勝手な僕が僕に宛てた救いの歌を
Dear you 自分勝手な僕があなたの為だけに 今 歌うよ』