辞める理由らしきもの | ライブハウスの最後尾より

ライブハウスの最後尾より

邦楽ロックをライブハウスの最後尾から見つめていきます。個人的な創作物の発表も行っていきます。

どうも( ^_^)/

思いのほか、太ってきた者です

今さらデブに戻ることに恐怖心はありません、だから太るに任せます

節制などと言う言葉はもう俺の辞書にはねぇ 笑


音楽活動を“半分”引退します

理由など、本当は書く必要などありませんが、自分の考えをまとめるためには結構有用だと最近になって分かってきたので自分のために書き残しておきます

理由は3つくらいでまとめますかね、もうちょっとありますが、ダラダラ言い訳臭いのは嫌いですし

1 面白くない楽しくない
・・・前回に引き続き、コイツはミもフタもねぇことを言い出します
演奏すること自体は面白いし楽しいと思いますが、『活動』はハッキリ言って苦痛でしかないという意味で
喉が弱く、長時間歌っていられないので路上でも毎回のように凹んで帰る
観客0で演るライブハウスはむやみに金を捨てているような気分になる
音楽の才能が無いことにはもう何年も前に気付いていたので熱意も無い

ならなんで今までやってきたのかと言えば、そもそもの目的が違うということでしょうか

2 音楽は自分の欠落感と疎外感の埋め合わせ 活動はどうでもよかった
・・・スタートラインが他の人と違ったということですね
もともと人づきあいが苦手、と言うよりそもそも人と付き合うということがどういうことなのかよく分からない、基本的なところが欠如してしまっている人間なので

というのも、およそ10歳の頃から友達と呼べる人間は皆無
顔見知り以上知り合い以下の人間関係しか無く、欠落感・疎外感・劣等感ばかりを大事に育てているアホな少年が俺

そんな、何も持っていないナマの自分ではロクに人とコミュニケーションもとれない奴が音楽を見つけたという話です

感動的ではないですか 笑

しかし『音楽を介してしか人と付き合えない自分』という新たな劣等感も生まれましたね
それ以外の方法を知らないのだからしょうがないんですが、全てにおいて負け犬の発想しかできない扱いに困る人間ですな

色々と問題山積のようですが、ビクビクと他人をただ怖がってばかりだった頃に比べれば(こと音楽的な人付き合いに関してのみ)むしろ図々しくすらなったことは良いことのような気がします


3 当初の目的は達成できた
・・・もうちょっと音楽で一人立ちできる才能があれば続けてもいいんですが、何度も言うように誰あろう俺自身が「そんなものは無い、諦めろ」と悟っているので、ここはひとまずギターから手を離し、手ぶらになってみようかなと

恐らく「俺音楽やってるんですよ珍しいでしょ?すごいでしょ?」という看板を掲げないと人との関係が始められない、ということは無いと思うので
―――だいたい何も珍しくないしすごくもない、誰でもできることをよく偉そうに吹聴してたもんだ 笑

なんとか人としての基礎は築けただろうこのタイミングで“半分”引退というのは良い選択だと思います
もうちょっと俺の肌に合う(苦痛の無い)趣味もあるかもしれませんのでそれを探す意味でも

10年、20年たってまた再開するのは十分あり得ます、ギターを捨てるわけでもありません
そういう意味で“半分”です
ただ、20代のうちは目立つことはやらないだろうなぁ

いとこがギター始めたいと言っていたので教えているかも知れません

これからだんだん寒くなっていきますが、路上にも顔を見せるでしょう
なにしろ、俺にとっては唯一のコミュニケーションツールですからね 笑

ライブハウスにも行くでしょう 
ノリの悪い観客席のなかにあっても一人でギャーギャー盛り上がれるスキルは知り合いのアーティストの方から好評を受けています 笑


要するに、発表の舞台から降りる以外は以前と何も変わらないということです


と、ここまで考えをまとめるのに二時間超
否、実質的には約7カ月かかりました

心情吐露などナルシストの負け犬野郎の所業と嫌っておりましたが、間違い無く俺はナルシストの負け犬野郎だということを忘れていましたね、同族嫌悪 笑

最近はオールド映画三昧です
マイケル・マンの『ヒート』がヒットです 古