いや〜、今シーズン1かもしれんわ、これだけ見てる方も耐えて耐えて、最後に喜びが爆発したのは、これビジターの試合だからこそなのよ、しかも地獄の交流戦で首位の楽天が優勝かかった試合だっただけに、楽天の方のモチベーションも凄かったと思うのよ、そして先発早川がまあカープ打線の前に立ちはだかったわな。

 

早川といえば2020年ドラフトで4球団競合の左腕投手、ここまで4勝3敗で防御率も2.48とパリーグでは流石にまだ完全にブレイクはしてない感じか、左バッターは1割台に抑えるが、右バッターは3割近く打たれてしまうって感じでしょうか、だからこそ左に好打者が多いカープにとっては多分一筋縄ではいかん相手だろうなと思っていたんですよ。

 

だから何とか打線に右を組み込もうにもDHに石原を入れるという、ちょっと予想してなかった事しましたね、レフトに二俣入れまして、ファーストは堂林でした、まあ堂林ファーストの守備は安心して見ていられるんで、とにかくいる右バッターを全部スタメンに組み込んだオーダーです。

 

まあしかし結果は見ての通り、確かにヒット打ってるのは右バッターばかりでしたね、ただ10回表まで早川投げるんですけど、散発4安打、四球も1つだけと早川の今季最高のピッチングじゃないでしょうか、まあカープ打線がいつも通りと言えばそれまでなんですけどね、早打ちで球数行かずに済んでるし早川は。

 

まあ左は全く手も足もでない、秋山なんか3三振と全く合っていなかったし、矢野も小園も全く合ってなかった、まあ初めての対戦で打てというのも厳しいピッチャーかな、だって床田ともしカープ打線が対戦しても多分こんな感じですよイメージ的には、ただ右バッターも堂林と石原がサッパリです、堂林なんか遊ばれてるかのようにチェンジアップ3球投げられて三球三振とかあったし、石原も3三振とチェンジアップが邪魔なのかプルヒッターはまんまと餌食になってる。

 

ただ二俣だけ長打を打ったんですよ、やはりポイントは右バッターなのは間違いない、だから右のいいバッターが多いチームだと早川は苦戦するのかもしれません、とにかく早川が早く交代してくれるの待つしかなかったんだが、さっきも言ったように球数少ないから10回まで投げ切らす羽目になっちゃったんだよね。

 

しかしそこまでカープの投手陣も楽天打線をゼロに抑えたということよ、ノーノー明けの大瀬良が今日もゼロを並べて行ったよ、ただ早川とは対照的、常にピンチは背負った、3回までは毎回ヒットを許したし、3回裏なんかワンアウトから3連打されての1死満塁の大ピンチ、全てシングルだったのが幸いだったが、内野は前進守備を敷くしかなかった。

 

しかしここから大瀬良が渡邊をファーストゴロ本塁封殺、これは堂林が逆シングルでうまく捌いた、ファーストの守備だけでいうと堂林が一番安定してる感じはする、だから後は打ってくれ、さらに浅村との勝負はヒリついたなぁ、アウトコースとインコースの出し入れ、最後は渾身のストレートをインローへズバリ!浅村は不服そうだったがそんなの関係ねぇ、ピンチ脱出で大瀬良ここから乗ってくる。

 

4、5回は三者凡退、6、7回はツーアウトからランナーを出すけど危なげなくゼロを重ねた、これで防御率0点台に突入の0.96!7回111球の熱投でお役御免でしたが今日も素晴らしいピッチング見せてくれた、打線が1点でも取ってくれてたらねぇ。

 

まあしかし、早川から点取れる雰囲気がないのでこっちも勝ちパターン投手から行くしかない、8回は島内、いきなり辰巳にヒットを打たれ、4番鈴木が送りバント(カープみたいなことするんだ)で1死2塁、渡邊を高めの釣り球で空振り三振にとって、浅村は申告敬遠、1、2塁にはなったがツーアウトだし何とかなるかと思っていたら、7番フランコがレフト前ヒット、レフト二俣がかなり前に守っていたのでセカンドランナー三塁ストップで満塁。

 

またここでヒリつく場面来ちゃったよ、ここで楽天は代打の切り札?なのかな茂木を出してくる、なんか代打成績がかなりいいようなこと言ってたがそんなの関係ねぇ、島内も開き直るしかない、初球のチェンジアップを茂木が打ち上げてくれてのキャッチャーフライで、またも満塁を凌ぐ、そう言えば代走の関係で8回裏からキャッチャーは坂倉に変わってます。

 

9回裏はもう栗林投入しかない、もちろんビジターだから最終的にはリードして相手の攻撃を抑えないと勝ちはないんだが、今のプロ野球はいいピッチャーから出していく、それはビジターでもそういう風潮になってきてる、昔はリードするまで抑えは出さないってのがセオリーだったような気がするがもう時代は変化してる、一番いいピッチャー残して負ける方が悔いが残るってことですね。

 

もちろんこういったゼロゼロで来た試合展開だから島内も栗林も1点取った瞬間に行くって感じでブルペンで準備してたはずだから、突然勝ち越したとか同点になったとかだと違う継投になる場合もありますよ当然ね。

 

そして栗林はしっかり三者凡退に抑えて、先に言いましたが早川が10回表まで投げ切ったので、10回裏誰が投げるか問題が発生してくるんですよね、こうなるとブルペンで出来のいいピッチャーなのか最初から決めていたのか、出たとこ勝負なのか、ただ楽天が左バッター3人並んでる打順だったので塹江が出てきました。

 

ちょっと最近結果がでていないような感じの塹江なので不安な感じありました、というか必ずヒット打たれてるんですよね最近は左殺しのはずが左の方がよく打たれるようになってるんだからここで出すのはどうなの?と思いますよね、そして今日は先頭の辰巳にデッドボールなんだよなぁ、先頭を出すことだけはやめてほしいとこで出しちゃうから信頼が出来ないよね。

 

4番鈴木が送って1死2塁と、なんかさっきも同じような事なかったか?ここで楽天が動いて代打阿部ですね、中日時代カープからやたら打ってた阿部ですよ、なんか楽天ではマスターって呼ばれてんの?今調べたらバーのマスターみたいな風貌だからって事みたい、どういうこと?

 

ここでカープも動いて、左の塹江から左の森浦へ、森浦はもう逆に右キラーですからね、完全に三振狙いの交代です、1塁埋めてももっと怖い浅村なんで、ならば阿部と勝負しないといけません。

 

ここで森浦が期待に応えての阿部を魔球チェンジアップで空振り三振、これでツーアウトになって浅村はまた申告敬遠です、なんかデジャヴみたいな感じだが、そしてフランコと浅村とフランコどっちが良かったのかは分からんが、得点圏打率で言えば明らかにフランコの方が高いんですよ、浅村なんか1割台ですからね、ただそういうデータ抜きにして浅村はなんだかんだで実績あるからここで打たれたら悔い残るし、守備も守りやすくしたいしってな感じなのか。

 

しかしここでもフランコがレフト前ヒット、だがまた前進守備の二俣が猛烈ダッシュでランナー三塁ストップ、またツーアウトながら満塁かい、また森浦開き直るしかない場面、バッターは途中出場のキャッチャーの石原彪、もうここはチェンジアップで攻めて攻めて最後はインコースのストレートをどん詰まりのセカンドゴロでピンチ脱出。

 

もう完全に綱渡り状態ですが何とか凌いでいたらついにピッチャーが変わってくれた、出てきたのは宋 家豪(何て読むんだ)台湾のピッチャーですね、まあストレート、スライダー、ツーシーム、チェンジアップで組み立てていく感じかな、打順は9番二俣でしたが代打は出さずでしたね、広輔とかいたんですが二俣に賭けたか新井監督。

 

そして期待に応える若鯉、外に逃げていくスライダーに食らいついてしぶとく1、2塁間を抜いていくヒット!ここで二俣の大きな仕事、ノーアウト1塁で二俣も足は速いがスペシャリストの羽月で勝負をかける。

 

そしてトップの秋山でしたが今日は全くいいとこ無し、ならば当然のごとく送りバントでセオリー通りに攻めていく、1死2塁の形を作った、しかし次の矢野もここまでいいとこ無し、そうなるとどうするか、そりゃ羽月が3塁に盗塁するしかないでしょう、そのために代走に出したんだから、これが見事に決まって1死3塁と得点できるケースが広がった、ただ三振だけはダメだぞと、何とか前に転がすか外野まで飛ばすかすれば羽月なら還ってこれる。

 

すると矢野が4球目の低めツーシームを何とか拾って、ライトまで飛ばす、ライトの定位置ぐらいだったが羽月ならこれで十分、一気にホームインする犠牲フライでついに、ついに1点をもぎ取った!

 

欲しかった欲しかった1点をついに楽天から掴み取り、狂喜乱舞のお祭り騒ぎだが、ここはビジター相手の裏の攻撃を抑えてはじめて勝ったと言えるのだ、さあ誰が出てくるのかと思ったら、ハーンでした。

 

これは恐らく最初から点を取れたらハーンと決めていたような気もします、だから12回まで行っていたら12回裏にハーンだったかもですね、もうこうなると怖いのはコントロールが暴れる事だが、9番小深田を154キロストレートで三球三振!

 

恐ろしいほどに球が走ってます、続く1番小郷にはストレートで押した後(顔近くに抜けたストレートがあった)スライダーでショートゴロ、これは抜けたストレートのせいでスライダー当てるだけのバッティングになってしまいましたね。

 

最後は村林が初球を打ってセンターフライでゲームセット、大きな1勝を掴み取りました、これで交流戦5割以上は確定、何とか最低限の目標は達成しました、いやこういう苦しい試合をモノにできたってのが大きいです、そして試合を決めたのが二俣、羽月、矢野という次世代のカープ選手だったという事、これも大きい、二俣の難しい球を食らいついて打ったヒット、羽月の3盗、そして難しい球に食らいついて犠牲フライを打った矢野、もうみんながヒーローですよ、おっと一番はここまで我慢してゼロを重ねてくれた投手陣でしょう。

 

まだ2試合残してますので何とかカード勝ち越し行きたいですね、明日はデーゲームなので早めに休んですぐ試合です、楽天も交流戦優勝かかってるので簡単に行かないと思うが、今日のような粘りの野球ができれば勝てるはず、明日は玉村ですが早めに捕まるようなら遠藤を上げているのでロングリリーフさせるかもですね、2人で試合を作る形になるかも、もちろん玉村が大きな仕事してくれるのが一番ですが、もう最初から飛ばしていって欲しい。

 

地獄の交流戦も後2試合、セリーグはカープ、DeNA、ヤクルトが5割以上確定で巨人、中日、阪神が5割以下確定と2つに分かれました、こうなるとカープも突き放すためにあと1つは勝ちたいとこ、2つ勝てれば最高だが交流戦首位の楽天にそう簡単に行かないでしょう、まずは明日の試合を全力で。

 

それでは。

 

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