うーーーん、この展開しかカープの勝つ可能性はないと思ったが、阪神もこの展開に強いのよね、ある意味カープと阪神は似ている面もあると思う、得点取れなくても相手に与えず終盤で勝ち越して逃げ切る、あるいはサヨナラする。
これはホームの強みもあると思うが、大瀬良がカープファン全員が一斉に掌を返すぐらいの好投をしてくれただけに何とかしてやりたかった、勝てば報われた好投だっただけに、しかし大瀬良はよく投げてくれた、正直７回表打順が回ってきたら代打だったかもしれなかったけど回らず７回裏続投になった時は引っ張ってもいい事ないと思ったんだが、６回裏は５球で三者凡退、７回裏は１１球で三者凡退と完全に恐れ入った、これをシーズンでなんで出来なかったか不思議である、来年の大瀬良複数年契約の最終年だから巻き返し見せてくれそうな予感がある。
まあ末包のエラーが痛かったというのもあるんだが、それがあろうがなかろうがカープは１点しか取れていないのでどっちにしたって勝つ確率は低かっただろう、阪神はこっちのミスでの得点と９回裏の大山のツーベースからのワンチャンスモノにしただけ、チャンスはカープの方が多かったけど得点できないもどかしさ、これはシーズン散々見せられたから今ここで改善しろと言うのは酷な話。
両チームピッチャーは踏ん張ったと思う、そうなるとやっぱ打線、８回終了時でカープ７安打、阪神はわずか３安打、昨日も阪神は５安打しか打っていないのである、そんなチームがダントツでリーグ優勝した原動力は投手陣だが、１、２番の出塁率、盗塁、下位打線でチャンスを作り上位（近本）で返すといった打順の妙。
そう考えると阪神の真似すれば勝てるんじゃないのかとも思ってしまう、だから１番に振れてる小園を置くとか、下位に菊池を置くとかの方が少ないながら得点力はアップするのではないか、クリンナップがことごとくチャンスで打てないならその方が勝ちにつながるんではないのか。
とにかく今日も先制点はカープなのである、これで昨日も言ったが完封リレーすれば勝てると思ったのも束の間、末包のエラーですぐ追いつかれてしまった、やっぱこのエラーは痛かった、しかし末包も甲子園で今年どれだけライトを守っただろうか、あのノイジーの当たりが右へあれだけ切れていく打球というのが頭に入ってる選手どれだけいたのか、それが分かっている選手やコーチがいたなら練習で一言助言しとくだけでだいぶ変わっただろう、末包を擁護するわけではないが準備の面でカープは一歩遅れをとっていた。
何度も言うがチャンスはカープの方があった、しかしあと一本が出ない、もしくは痛烈ピッチャーライナーを伊藤が好捕してのダブルプレーとか阪神は守備もいいとしか言いようがない、あと８回表ツーアウトから野間、小園連続ヒットで１、２塁になったとこで阪神も細かい継投で堂林のとこで右のブルワーを出してきた。
まあカープは当然のように堂林に左の松山である、ただこの短期決戦で当然のようにってのは違うように感じたんですよ私は、シーズンの代打成功率の高さはもちろん松山にあるが、この短期決戦実績よりも勘じゃねぇかなぁと思うのよ、阪神ベンチだって代打松山を当然予測してのブルワーだったと思うのよ。
ならば逆手にとって外国人投手に強い堂林そのまま打たせるってのもセオリーぶっ壊しの作戦の一つだったんではないか？もちろん堂林が打つとは思わんけど、意外性はある堂林だけにツーアウトだし賭けてみるのも面白かったかも、松山CSで（シーズン終盤も）全然打ってないでしょ大体。
勝負所のひらめきがファーストステージと違ってない感じする、それは阪神がさせてくれないだけかもしれんが、この甲子園の異様な雰囲気、９回裏栗林がツーアウト取ってるのに坂本にフォアボール出すのも分かるんだよ、だから安易にノイジーを申告敬遠したのも問題あったと思う、ストライクゾーンで勝負せず最悪歩かせるで良かった気もした、もちろん中途半端なことはしないってのも大事だけど、ノイジーと勝負だろうが歩かせようが外野が前進守備なら変わらんと思ったしツーアウトだから１塁詰めたとこで仕方ないんじゃないかとも思った。
まあなんだろう、阪神に負けたんだが甲子園にも負けた感じする、甲子園でここから４つ勝つのはほぼ不可能、もちろん何が起こるかわからんが３勝０敗から日本シリーズ行けなかった例はないんでしょ、２勝０敗からは我がカープだけ行けなかったって恥ずかしい例があるけど。
最後の意地を床田先発で見せれるか、明日で今シーズン終了か、大竹攻略最後の最後で出来れば来年に繋がる、明日もいいようにやられるようでは来年も阪神のいいカモにされる、１試合ぐらいは意地見せてくれ。
それでは。
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