ヴォイストレーニング54ミリ目~すべては予定調和の名のもとに | Over the limits - 限界管理人のブログ

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"システムの限界を越えますた・・・"
~さまざまな限界超えをめざして、日々成長していく日常の記録

昨日の26日は、滑舌スクール最後の日。

台風一過に安心して、渋谷の宮益坂にある滑舌スクール「ジャス」まで行ってきた。



言葉編。

前回の怒涛のスパルタモードと打って変わって、

穏やかな感じで進行。

とはいえ、さすが師匠。弟子の苦手な分野を重点的にトレーニング。



弟子にとって、た行、な行は苦手な音に入る。

舌を腔内のある位置にくっつけて発音するのが正しいのだが、

発音していると、ぽろっと離れそうになる。

トレーニング中は必死でくっつけているわけだが。

師匠曰く、「発音しずらい形が実はベスト」とのこと。



スクールに通いだした最初に比べると舌の動きが滑らかになってきて、

文章を読んでいてもだいぶ読みやすくなったことを実感。

声を出すことへの心理的ブロックもだいぶ薄れてきたようで、

自分、よくやった!とともに、師匠さまさまである。




歌編は、課題曲の前に発声練習。

最近、声が枯れ気味なので、声量を抑えてみたところ、

師匠曰く、「このほうがまろやかデス」 (゚ロ゚;)エェッ!?

大意は「滑らか」ということなのだろうが、

ボケというか天然というか、師匠のこの表現センス、最高デス (ノ゚Д゚) ヤッホー

相変わらずおもしろいヒトだが、師弟で大笑い状態。

ちなみに低音部の下限は、オクターブ下のファ(F音)まで出た。




課題曲はおなじみの、GreeeeNの「涙空」

最初は楽器演奏のみのカラオケで通し。

やっぱ、この瞬間は緊張するわ。



この日は、ラップ部分の最後の部分、

『いままでのけしきよりすんだ せかい きづけば~』で課題。

「せかい」の「い」と「きづけば」の「き」部分が重なっていて、すごく歌いにくい。

ここでは「せかい」を短くして、ワンテンポ入れて「きづけば」を始めるが正解。

まぁ、テクニックの1つだが、教えてもらわんとわからん部分でもある。



あとは、語尾を伸ばす部分で感情を込める方法だが、

発声の仕方にこつがあり、単に感情を込めれば感情が伝わるものでない

ことがわかる。奥深い世界である。




約2年にわたる、滑舌改善の旅もこれでおしまい。

滑舌に関して、振り返れば以前よりは成長したんだな~と実感。



コミュニケーションの手段として、

声を出す時には、「これから伝えるんだ」と意識して

タメを作って発声するようになり、出す言葉を大事にするようになった。

意識が変わったことで、ひとつの「限界」を超えれたのかなと思う。



これからは、状態維持のための自主練に励むべし。

日課と週いちのカラオケは欠かせそうにない。

師匠、今までありがとうございました。



【ブログ後記】

この日の師匠の目、気のせいか炎症で赤い感じが。

またまたTVで眠い目をこすって、生徒さんの声チェックをしていたのだろうか。

そんな頑張り屋さんの師匠に、この日は弟子があるサプライズを敢行!

感謝の気持ちを「倍返し」だ~ 

・・・と一度やってみたかったのね(笑)

師匠および受付の方には、いろいろお世話になりました。

弟子は、感謝の念でいっぱいでござる。