昨日の26日は、滑舌スクール最後の日。
台風一過に安心して、渋谷の宮益坂にある滑舌スクール「ジャス」まで行ってきた。
言葉編。
前回の怒涛のスパルタモードと打って変わって、
穏やかな感じで進行。
とはいえ、さすが師匠。弟子の苦手な分野を重点的にトレーニング。
弟子にとって、た行、な行は苦手な音に入る。
舌を腔内のある位置にくっつけて発音するのが正しいのだが、
発音していると、ぽろっと離れそうになる。
トレーニング中は必死でくっつけているわけだが。
師匠曰く、「発音しずらい形が実はベスト」とのこと。
スクールに通いだした最初に比べると舌の動きが滑らかになってきて、
文章を読んでいてもだいぶ読みやすくなったことを実感。
声を出すことへの心理的ブロックもだいぶ薄れてきたようで、
自分、よくやった!とともに、師匠さまさまである。
歌編は、課題曲の前に発声練習。
最近、声が枯れ気味なので、声量を抑えてみたところ、
師匠曰く、「このほうがまろやかデス」 (゚ロ゚;)エェッ!?
大意は「滑らか」ということなのだろうが、
ボケというか天然というか、師匠のこの表現センス、最高デス (ノ゚Д゚) ヤッホー
相変わらずおもしろいヒトだが、師弟で大笑い状態。
ちなみに低音部の下限は、オクターブ下のファ(F音)まで出た。
課題曲はおなじみの、GreeeeNの「涙空」
最初は楽器演奏のみのカラオケで通し。
やっぱ、この瞬間は緊張するわ。
この日は、ラップ部分の最後の部分、
『いままでのけしきよりすんだ せかい きづけば~』で課題。
「せかい」の「い」と「きづけば」の「き」部分が重なっていて、すごく歌いにくい。
ここでは「せかい」を短くして、ワンテンポ入れて「きづけば」を始めるが正解。
まぁ、テクニックの1つだが、教えてもらわんとわからん部分でもある。
あとは、語尾を伸ばす部分で感情を込める方法だが、
発声の仕方にこつがあり、単に感情を込めれば感情が伝わるものでない
ことがわかる。奥深い世界である。
約2年にわたる、滑舌改善の旅もこれでおしまい。
滑舌に関して、振り返れば以前よりは成長したんだな~と実感。
コミュニケーションの手段として、
声を出す時には、「これから伝えるんだ」と意識して
タメを作って発声するようになり、出す言葉を大事にするようになった。
意識が変わったことで、ひとつの「限界」を超えれたのかなと思う。
これからは、状態維持のための自主練に励むべし。
日課と週いちのカラオケは欠かせそうにない。
師匠、今までありがとうございました。
【ブログ後記】
この日の師匠の目、気のせいか炎症で赤い感じが。
またまたTVで眠い目をこすって、生徒さんの声チェックをしていたのだろうか。
そんな頑張り屋さんの師匠に、この日は弟子があるサプライズを敢行!
感謝の気持ちを「倍返し」だ~
・・・と一度やってみたかったのね(笑)
師匠および受付の方には、いろいろお世話になりました。
弟子は、感謝の念でいっぱいでござる。