今日は古巣のセラピストスクールでのボランティアの日
ちょうど卒業試験ということで、後輩達のために「クライアント」役になって、
彼らのカウンセラーとしての資質を評価をする役目を仰せつかる。
評価の仕方も自分の時代からやや様変わり。
ところで自分は性格的に「ウソがつけない」性質である。w(゚o゚)w ナンデスト
当スクールの性格診断でもそういう結果だった。
クライアントの役になるため、ある程度「ウソ」の設定をこなす必要があるとはいえ、
あまりかけ離れた「ウソ」だと自分的にはしっくりこないしやりたくない。
やっぱり難しい性格である(笑)
ちなみに自分の「性格 ・ 性質分析」のタイプは、【Dタイプ = 自然主義】だった。
(参考)「性格分析・性質分析」
※上記をクリックすると別ページで「溝口メンタルセラピストスクール」の分析ページを開きます。
うーむ、こわいくらい当てはまってる (((;゚Д゚))) ヒィー
この分析の「精度」はというと・・・
スクール学長(自分は師匠と呼んでいるが)自らが、約20年間約8万人を診断した結果が
集約されている。
統計学的には、ある程度の信頼性のある結果を導くのに必要なサンプル数は、
数百必要だとされるので、精度的には十分だと思われる。
選挙の時の「当確速報」で出口調査1%の時点で当選!なんてありますが、
コレに使われている統計技術ですね~
「少ない情報で真実を推定する」わけです。
まぁ、究極的には信じる、信じないはその人個人の価値観なんでしょうが ヾ(-_-;) オイオイ
話を戻す。卒業試験を客観的に眺めてみると、いろいろ気づきがある。
かつての自分の心理状況から現在の後輩の状況は想像できるので、
どうアドバイスしたら伝わりやすいとか、こういう点にはまりやすいので気をつけて!とか
ある意味自分の「黒歴史」(笑)を重ね合わせて、冷静に振り返ることができる。
当スクールのすばらしい点の1つは、かつてのOBにも、こういう気づきという
「教育効果」が得られるように、いろいろ機会を設けて配慮頂いていることであろうか。
卒業後もアフターケアが手厚いのだ。ほんと、ありがたいことである。
さて、自分が設定した「ウソ」の奥にある本質にどこまで肉薄できるか、
さぁ、後輩達よ、来たれ!(笑)
クライアントというのは無意識でもウソをつくもの。
OBが「突き通すウソ」を暴いてお互い幸せに至る道を見つけれるかどうかは、
チミ達の力にかかっている。
評価に戻ると、つまるところ「このカウンセラーは信用できるのだろうか?」に尽きる。
いくらすばらしい御託を並べても、信用できそうにない人の話に耳を傾けることはない。
ぶっちゃけ、はしょりすぎ~(笑)
本当はいろいろ評価項目はあるのだが、それはスクールの企業秘密ということで。
ところで信用できるかどうか、人間の直感力について興味深い研究結果がある。
人というのは、ある人を見た時その本質を、最初の2秒間の印象でほぼ正確に見抜いている
そうである。見る時間が5秒、10秒じっくり見ても結局最初の2秒の印象とほぼ同じらしい。
では、信用性ってどうやって養うのか?なんだが、取り繕うとそれを隠すために
外見的には「不自然な体の動きや表情」が出るらしい。人間の直感はそれを見逃さない。
結局、普段からの自然な態度というか、師匠もよく仰る「人の在り方」というか、
その人の地力、つまり「人間力」が勝負になる。
人間というのは、普段から無意識にお互いチェックしあう熾烈な戦いを繰り広げているのだ。
普段からの「言行一致」な態度が大切なのか~と思い知った一日でした。