久々の「自分プロジェクト」、しかもFXネタ。
いま流行りというか常識になっている、FXで自動売買するツールにMT4がある。
「この状況になったら売買注文して!」と条件を指定しておくと、
それにヒットした場合に、自動でドルやボンド通貨の買いや売りを行ってくれる。
だから仕事している時、ごはん食べてる時、夜寝てる時も、
「倦まず休まず」じっとFX市場を見て稼いでくれるという、夢のような仕組みである。
但し、指定する条件が「正しければ」というオチがつく(笑)
ここが最大の「キモ」で、なかなか難しいが。
今回は、そんな「理想的な」仕組み作りに挑戦してみた。
自分の場合、どっちかというとお金儲けよりも、こういう「仕組み」作りが
おもしろいので、プログラミングとかにハマってしまうわけだが。
その過程も含め情報をシェアするので、興味のある方は参考にどうぞ。
で、今回はMT4が動く環境(入れ物)、一般に「サーバ」といわれるものを準備する。
「サーバ」とは、自分ちのパソコンより大きくて高性能なPCと考えてもらってよい。
別に自分んちのパソコンでもよいのだが、24時間動かす必要があるので
電気代食うし、他の作業ができないし、それ用にPCを用意するのもお金がかかる。
最近は、MT4用に24時間動かせるサーバを提供している会社がある。
「お名前.com for FX」というサービスを提供しているGMOインターネットがその1つ。
巷でよくいわれる「クラウド」サービスの一つで、
24時間動かせるサーバを月額にして約2500円でレンタルできる。
しかもMT4がすでにインストールされているので、手間いらず。
(自分の契約しているFX会社のMT4をインストールも可能)
ここで想像してみてほしい。
24時間、文句も言わず、サボらずに働いてくれる「従業員(小人さん)」がいたら・・・
社会保険料を払う必要もなく、退職金もいらない。給料は「月2500円」だけ。
単純計算で、土日はお休みにしても1日10時間、月20日間としても、
時給にすると、2500円 ÷ (20日 x 10時間)=約13円/時間
この「小人さん」、年末年始、夏休みなど休暇も不要、10時間どころか
24時間近く「働く」ので、実質は限りなく時給5円以下に近づく。
会社の社長からしたら「理想的な」従業員だろう(笑)
で、さっそくGMOインターネットで契約してみた。
とはいえ、「使えるかどうか」わからん不安があるので、
とりあえずお試しの14日間フリープランを選択。
Webで申込みすると5分ぐらいでメールが来て使える状態に。さすがに早い。
メールに書いてある通りに、RDPというWindowsにある
「PCを遠隔操作できる」機能を使ってさっそくサーバにログインすると・・・
なんと最新の Windows2012サーバ!
見た目は、Windows8で、使い方に面食らってしまった。
まさかここでWindows8を触れる機会に遭遇とは。
ところで、こういう「外部業者」を使う利点は、必要だけど面倒な部分をお任せできること。
自分でPCを用意して、最新のOSを用意してインストールして・・・となると
時間も手間もお金もかかって仕方ない。故障したら取り替えてもらえばいいし。
クラウドさまさま~である。
で、すでにインストールされているMT4を起動させると・・・
このMT4を提供している会社が海外の会社のため、時間がその現地の時間で
表示されている。Alpari(アルパリ)というイギリスの会社らしい。
慣れないうちは面倒なので、日本時間表示にするのはインディケータと呼ばれる
プログラムを組み込むか、日本でMT4を提供している会社を選択するしかない。
自分の場合は、たまたま「日本時間」で提供している、FXトレードフィナンシャル
というFX会社と契約していたので、ここのMT4をインストールした。
一応、ここまでで「サーバ」の準備は終わり。
クラウドというサービスのおかげで、すんなり簡単に用意できた。
すごい時代になったものである。
次回以降は、稼ぎの「キモ」部分を中心に、アップしていく。