前回の予告通り、FX先生こと、杉田先生とそのスクールについて、
自分も過去にスクールに通っていた経緯があるので、その経験も踏まえて書く。
先生のスクールはこちら、「ウィンインベストジャパン」
はじめに
さて、杉田先生、元々は、ヘッジファンドのプロのトレーダー(ファンドマネージャー)だった。
日本のFX界の現状を憂えて、「正しいFX投資の仕方」を教えるべく、スクールを作ったそうだ。
(かなり以前に参加したセミナーで聞いた話)
今では受講者数が6000人以上とかなり影響力が大きい存在。
お金についての教育
わが国では、農業・工業中心の「ものつくり」の伝統からか、投資とか金融というと、博打じゃないの?と
「胡散臭い」イメージがつきまとう。
そのせいか、「投資って何?どうつきあえばいいの?」という基本的なことの普及がおろそかに
なっている気がする。投資どころか「お金」の教育自体があやふやかもしれない。
家でも学校でも「まともに」教えませんから。
例えば、昔こんなジョークを聞いたことはないだろうか。
「お金の稼ぎ方と恋人の作り方は、学校では教えてくれない」
スクールで教えてくれること
さておき、先生のスクールでは、自分も一部受講したが、大きく3つの講座がある。
初心者向けの「基本コース」
これは、トレンド、反転、ダウ理論という、基本中の基本を学ぶコース。先生が元々ヘッジファンドなので、
内容のベースは、当然「欧米流」となっていて、これは「欧米の常識」と考えてよい。
受講料は、5千円から約2万円。(ある条件を満たすと5千円になる。)
自分も最初このコースを受けたが、今まで見につけた、常識だと思っていた「正しくない知識」を
一旦リセットするにはよい講座だと思った。何事も基礎は重要だし、欧米では常識の、EMA20という
インディケータを知るだけでも価値がある。
中級者向けの「実践コース」
基本コースを終えた受講生が次に向かうのが、このコース。(受講は強制ではない。)
トレンドについて知識だけでは(まともに)トレードはできません、ということで、このコースでは
実際にトレードする際の考え方や取り組み方、具体的なやり方や応用を学ぶことになる。
これをマスタすれば一応、「セミプロ」といっていいレベルだろう。
但し受講料は少し高く、約8万円。それなりに値が張る。
自分はこのコースまで受講したが、基本コースが「負けないトレーダ」になることを目的にしているのと
違って、実践コースは「勝ちやすいトレーダ」になることを目的にしている。先生のテクニックや、実際に
成果が出ている人のテクニックを教えているので、非常に参考になる講座である。
最後は、プロ・専業向けの「マスターコース」
ここは、名称どおり「FXで生活できる」レベルの人間を育てるコース。
実践コースを卒業した人がこれに挑戦することになる。(これまた受講は強制ではない。)
ここまでくると、「ほんとに稼ぐ気ある?」と本気度を問われるレベル。
そのため、受講の際には先生と面談があり、その動機を厳しく問われることになる。
受講料も跳ね上がり、約35万円。
自分はプロのトレーダになる気はなかったので、受講はしなかったが、毎月の受講可能な生徒数を絞る
など、本気の覚悟が問われる「狭き門」であるのは間違いない。
名物講師
先生のスクールで忘れちゃならないのが、名物講師の存在。
通称「トモラニ」講師。
最初、普通のOLさんだったのだが、FXで大損こいて先生の門を叩いたのが、この道に入ったきっかけ。
先日のセミナーでもゲストとして参加されていた。
なんと、スクールの「代表取締役」として。(先生は「会長」になっていた。)
自分が実践コースを受けた時は、「講師」だったので、時の流れを感じた。
ある意味、普通のOLさんの「シンデレラ・ストーリ」かもしれん。
スクール生にとっては、よき姉貴、いや姉御かも(笑)。「等身大の鏡」としては重要な存在。
最近は、本も出されている。
「DVD トモラニが教える給与を10倍にするFX勝ちパターンを実現する極意」
最後の後編では、実際のバイナリーオプションの環境セットアップから体験記を書く予定。
おしまい。