【ビジネス】FXの新しいかたち~前編 | Over the limits - 限界管理人のブログ

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~さまざまな限界超えをめざして、日々成長していく日常の記録

はじめに

先日の敬老の日、東京駅前の八重洲までFX関係のセミナーに行ってきた。

ロンナル・フォレックス社主催の「みんなで語ろう!バイナリーで倍なり!」というのがそれ。

ゲストはなんと、「FX先生」の本で有名な、杉田先生。元ファンドマネージャーのプロである。


「バイナリー」とは?

正確には「バイナリーオプション」のことだが、最近、FX関係の雑誌ではよく聞く言葉。

FX(通貨証拠金取引)を元にして作られた、新しい商品のこと。FX自体も商品だが。


ご存知の通り、FX(通貨証拠金取引)というのは、為替レートの変動を利用して利益を得るしくみ(取引)。

例えばNHKのニュースでよく報道されるドル、正確には「ドル円」というが、

1ドル80円の時にドルを買って、85円の円安になればプラス5円の儲け。

では、バイナリーは?


FXとの違い

バイナリーオプションの場合は、名前の通りオプションの一種。

「オプションってなんじゃそりゃ?」だし、説明すると1冊の本ができてしまう。( ̄_ ̄ i)タラー

ぶっちゃけ、ぱっと見のしくみ的には、丁半博打や宝くじに近い。


例えば、上がると思って、「上がる」方に賭けた。

・結果、予想通りに上がった。

 → 賭けた金額が約2倍になって戻ってくる。(正確には最大1.9倍)

・結果、予想に反して下がってしまった。

 →賭けた金額は、丸々「ボッシュート」(戻ってこない)


一方、FXの場合は、「はじめに」の為替の例に挙げたように、

儲かるには、自分の予想通りに動いたことも重要だが、いくら儲かるかはその後の値幅の大きさで決まる。

買った値からプラスになった!と喜んでいても、

どこまで儲かるかわからないし、急変してマイナスになるかもしれない。


儲け(リターン)と損失(リスク)について

予想が当たった場合予想が外れた場合
バイナリー賭け金の最大1.9倍が戻ってくる。
判定時間まで待たずに儲けを確保することも可能。その場合は、1.9倍より小さくなる。
賭け金は没収されるが、それ以上損することはない。但し、途中で「権利放棄」すると、多少戻ってくる。
FXとりあえずプラスになる。(手数料は別)
どれくらい儲かるかはその後の展開次第。
急変して儲けが小さくなることもある。
マイナスになり、賭け金(証拠金)がどんどん減る。減り具合は、その後の展開次第。
損失は賭け金以上になることもある(追証)
「損切り」して軽減は可能。

FX、バイナリーとも「自分の予想が当たる」ことは前提だが、

儲けの大きさは、FXは「値幅」で決まり、バイナリーはほぼ固定となる。


賭ける人の向き・不向きについて

予想が当たった場合予想が外れた場合
バイナリーリターンは最大で1.9倍なので、欲張りな人には、せっかく当たったのに~と不満があるかも。
逆に儲かったらすぐに利益確定も可なので、次の賭けへぱっと切替のきく人には向いている。
損失は賭け金額のみなので、ある意味ショックは小さい。外れた!と思って「権利放棄」を使えば、ある程度(30%程度か)戻ってくるので、気が楽かも。FXの「損切り」ができない人には向いている。
FX儲けはトレンドの値幅次第。
当たっても、儲けを最大化するには、ずっと相場に張り付いてストップロスをこまめに入れていく必要があり、なかなかしんどい。
じっくり獲物をしとめる、粘着系(笑)の人には向いているかも。
損失を小さくするためには「損切り」のストップロスしかないので、もう少ししたら戻るかも~とずるずる損失を拡大させてしまう優柔不断な人には厳しい。

次回以降は、FX先生こと杉田先生や先生のスクール、実際の体験記を書いていく予定。

おしまい。

会場のTKPカンファレンスセンター

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