じぶん学校、はじまる!~第6回 講評会・・・そして、終講 | Over the limits - 限界管理人のブログ

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"システムの限界を越えますた・・・"
~さまざまな限界超えをめざして、日々成長していく日常の記録

いよいよこの講座も、この日で最後。

寝坊せずに、なんとかここまで漕ぎ着けた! 皆勤賞オメデトウ~な気分 \(^_^)/


この日は、前回の撮影会で撮った写真のうち、1枚を選んで講評を行う。

自分以外の受講者→自分の順に、コメントというか感じたことを述べる。

その後、先生が講評を行う。

これは、自分が意図したことが他人にどう伝わるか、感覚の違いを実感する目的がある。


テーブルの上に写真を並べて、授業開始。

受講者は15名近くいるが、時間は1時間しかないので、かなりせわしい展開。

写真の右隣りの人がコメントしていくのだが、みなさん、なんだか緊張気味。


自分がコメントする番がきたが、先生から「言葉が違う(?)」と突っ込み ( ̄□ ̄;)エッ

写真の所有者に感じたことは伝えられたと思うし、お互いそんな雰囲気だが、

表現の難しさというかコミュニケーションの難しさを感じる。


で、自分の番が来た。

いろいろ悩んだ末に提出したのはこの1枚。
$Over the limits  -  限界管理人のブログ-風景講評会の1枚
普通の「六つ切り」サイズでは端が切れてしまうのはびっくり。
「ワイド六つ切り」では左右で5センチ広くなり、画像イメージ通りにプリントされる。

自分では、
 ・昭和風のレトロな雰囲気を伝えたかった。
 ・ガラスに自分が映りこんでいるのと、右端の撮影している女性がユーモラスな点を
  伝えたかった、のだが・・・

コメント役の受講者や先生から、
・レトロな雰囲気は伝わった。
・他の受講者が「ビビッドな感じ」でコントラストが強い写真が多い中、
 「浅い(薄い)」色使いがきれいとのコメント

「色使いがきれい」というのは、自分では意外だった。

確かにきれいと思っていたが、そこまで強く意識してなかった。

逆にちょっとハイキー気味かもと思ってた。

ほほー、これが他人と感覚が違う面白さなのか・・・


逆にガックリだったのが、自分が面白いと思った点が、全く他の人に伝わっていなかったこと。

笑いのツボがちがうのか Σ(゚д゚;)アレッ


冗談はさておき、この点については先生からアドバイス。

まず「写真中の女性が撮影している」ことが分からないとのこと。

ではどうするか。ここでいつもの「自問自答スパイラル」

・意図したことが伝わっていない。
 ↓
・なぜ?第三者の目にはどう映っているのだろう?
 ↓
・ここの表現が不足?
 ↓
・じゃ、こう直してみよう!
 ↓
・伝わったかな?の確認 

これを延々と繰り返して「作品」としての完成度を高めていくのだけれども、

今回の正解は、「撮影してるのが分かるようにカメラを突き出してもらう」ようにお願いする。

または、タイトルとして「言葉を付け加えて」説明する。

写真には、伝えるのに言葉が必要なものもあるのだ。


客観的な視点や人を動かすコミュニケーション力が、今回は不足してた、

というのが反省点、かな。なかなかすぐにできないんですけど。実践あるのみか。



さて、受講者の講評が進んでいくのだが、ちょっとびっくりだったのが、

ぱっと見クールそうな先生が、講評では「熱く」語る、語る。先生、時間がないよ~(^_^;)

やっぱり、この人、実はシャイなんだな~いつもは照れ隠しか、と認識を新たに(笑)


余談はさておき、今回の講座のポイントは、
・伝わる言葉の使い方
・第三者的な客観的な視点

いくら「カメラセンス」があろうとも、磨かないセンスは「そこにセンスがある」ことすら

わからない。ダイヤの原石がただの石ころであるのと同じ。

結局、実社会と同じなんだが、「カメラばか」オンリーではだめで世に認められるには、

社会性が必要だよという、ある意味、普遍的なお話。


ところで、このカメラ講座全体を通じて、先生からは「写真を楽しむエッセンス」を

教えていただいた。

例えてみれば、

「これおいしいよ、一口食べてみ」と、先生においしい部分を目の前にぶら下げられた感じ(笑)


単に「おいしかった。先生ありがとう。ちゃんちゃん」で終わるか、

甘いけど実は「おとなのビターチョコレート(毒饅頭)だった」で、

『よし、もっと伝えたい、楽しみたいので、いろいろがんばるよ~』になるかは、その人次第。


自分的には、カメラに対する認識が大きく変わったな、というのが実感としてある。

カメラを通じて表現する、伝えるためにはいろいろ「考える」必要があるんだと。

楽しいからって「本能のまま」に撮っていちゃだめよということか。


意識的に自分のイメージを作るために、露出やホワイトバランスをいろいろ変えてみる

というのは自然にできるようになった。

意味が分かって操作できているのは大きいなと思う。


そうそう、追加でメモっておくと、ファインダーをのぞいていると視野が狭くなる。

被写体への見方が固定化されてしまうので「視野まっすぐ症候群」というべきか。

先生はこういうときは「(カメラを)振る」べきと。切り取る部分を変えてみる、ということ。



講座全体を通じて、先生はじめAllaboutの事務局の方々には、受講中はお世話になった。

また受講生のみなさんとは、グループ活動を通じて楽しい時間を共有できた。

改めて感謝の気持ちをお伝えしたい。ありがとうございました。


最後に先生のブログと「じぶん学校」のURLを載せておく。

(先生のブログ) フォトグラファーその江のブログ
facebookもされている。「ライトイングス」か「その江」で検索して「その江ワールド」を
ぜひ堪能してほしい(笑)

(Allabout) 「じぶん学校


おしまい。
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