ヴォイストレーニング 9ミリ目~そこは落とし穴です | Over the limits - 限界管理人のブログ

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"システムの限界を越えますた・・・"
~さまざまな限界超えをめざして、日々成長していく日常の記録

今日は、師匠とのレッスンの日。いつもと趣きを変えて発音チェックの話を中心に。


レッスンは、ひらがなの言葉の発音チェックから始まる。

師匠からA4の1枚の紙を手渡され、「はい、読むデス」とチェック開始。



紙面には、今日は「た」行で始まるフレーズが縦書きで並んでいる。

例えば「たちつてと ちつてとた・・・」の早口言葉風のとか、

「地中海の・・・」とか、国語の授業のような一文のようなもので、教材の1つでもある。



A4のたった1枚の紙なんだが、師匠が巧妙に言葉(落とし穴)を選んでいることだけあって、

「無意識にやっている滑舌のクセ」の発見には絶大な効果を発揮する。


『言っちゃいけないことを無意識につぶやいた人』を発見することから、

ツイッターが「バカ発見器」といわれていることに倣って、自分はこのA4の紙を

無意識にやっちゃうクセを発見する「滑舌発見器」と勝手に呼んでいる(笑)



「滑舌発見器」は、スクールに通いはじめた頃は「か」行だった。

「滑舌コース」に通っている身なので、とちったり、どもったり、もごもごだったりと

当然のごとく、師匠が巧妙に配置した「落とし穴」にズボズボとはまりまくり(笑)

さすがに現在は、師匠の指導のおかげで「落とし穴」にはまることは少なくなったが。



で、「か」行、「さ」行ときて、今は「た」行である。

ここ数回のレッスンでは「た」音や「つ」音、「て」音の発音の練習が続いている。


「た」音では、舌を立てることを意識するのがポイントの1つで、

家では、手鏡を使って「舌」の動きをみて練習していたのだが・・・


師匠のチェック結果では、「た」音の発音の時に、舌の動きが前に出した反動で戻るような

感じになっているらしい。(「た」音は、舌先を歯ぐきの裏につけて離した時に出る音)


自分では無意識にやっているクセだったので、そこまで細かくチェックされているとは・・・

師匠の鋭い観察眼には、恐れ入りました~


ところで、舌先を歯ぐきの裏につけて離した時に、音が「ぱぁ~ん」と響くような感じがしたので、

師匠が言っている「いい響き」とはこういうことかと、今日は腹に落ちた感じ。




で、長くなってきたので歌編は簡単に。詳しくは次回に書くかも。

ここ数回のレッスンでは「ひとりカラオケ」の効果もあり、「歌がどんどんうまくなる」状態。

師匠にもそこそこ「花マル」を頂きました。


今日は、フレーズ中のアクセントや伸ばす音の母音の発音など指導があって、

「こうすると歌に表情がついてうまく聞こえるのか~」と、目からウロコの効果に納得。


師匠、今日もお疲れさまでした~