薬膳の美肌への考え方 | 自然のくすり生活(薬膳とヨガ、心の解放で自然体の暮らしの提案)

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食物が体質に合っていて、心が自由であれば病気にはなりません。美カラダは薬膳のプロが体質の見分け方、食材の選び方をお伝えし、心を開放するメソッドでストレスをクリアにしていきます。健康で本当の意味で自由になっていただける自然のくすり生活をご提案します。

こんにちは!横浜で薬膳の良さをお伝えしている『美カラダ』の茂呂 麻子です。

美肌、誰もが憧れる美肌とはどんな肌でしょうか・・・

つややかで透明感があり、きめが細かくて、シミ・そばかす等がない状態。

綾瀬はるかさんのような肌は誰もが憧れるかなぁと思います。

では薬膳的に美肌はどう作られると考えるか

まず第一に薬膳の基本となる中医学的には整体観念というのをとても大切にしています。

整体観念とは人体は一つの統一体という考え方。

一つの統一体なので

〇切り離せない関係にあり、
〇各器官・各組織は互いに影響を与え合っている


ということです。

つまりお肌だけお手入れしても身体の全ての臓腑を健康にしてあげないとパーフェクトなお肌は生まれないよということです。

身体は適度な運動と食べ物で作られていきます。

ここで高~い化粧水やクリームをつけていても、いつも揚げ物ばかりや味の濃い外食ばかりを食べていては

美肌には近づけないと言う事です。

もともと化粧水などは皮膚の表皮の部分までしか浸透しません。

表皮は約0.2ミリ。

この表皮をぴんと伸ばすことも大切ですが、やはりその下の真皮や表情筋などをしっかり鍛えてあげたりした方が

若々しくてきれいな素肌が保てます。

真皮や筋肉にプラセンタなどの注射を打つなら別ですが、通常のお手入れだと表皮までがせいぜいです。

その下、表皮や筋肉は臓腑の状態やその臓腑をつくる食べ物に影響されます。

ここで身体のくすみなどがそれぞれの臓腑のどこに影響があって起こっているかをまとめてみます。


目の周りが暗い・目の周りにシワが多い・・・肝

顔色が悪い・顔色に血の気がない・・・心

唇につやがない・肌のきめが粗い・浮腫みやすい・・・脾

乾燥肌である・髪がぱさつく・・・肺

シミ・シワ・肌がくすむ・白髪・ハゲ・歯病・浮腫み・・・腎


とそれぞれ例えばなにか気になる部分はこのように相当する部分の臓腑を補い働きをしっかりとしてあげる必要があります。

もちろん歳をとればこれらの働きはだんだんと衰えを見せてきますが

そのスピードを遅らせることは可能なわけです。

できるだけ長いことイキイキときれいでいたい!

それが全ての女性の願望だと思いますので・・・

この後はまた肌に良い食べ方などを紹介していきます。

今日も素敵な1日をお過ごしください
( ´ ▽ ` )ノ