とは いっても、さすがに

 

バリン バリンに バリが

 

出て いるって ほどの

 

状態 ではなく、ネックを

 

握る 角度に よって

 

ちりっ、ちりっと 指の

 

皮が ひっかか るって

 

感じ なので、製造 過程と

 

いうよりは、まあ おそらく、

 

指板 材の クオリティ

 

そのものが 低くて

 

やたらと 乾燥 して しまい、

 

若干、板面の ほうが、

 

ナット 幅より ちぢんで

 

きて しまって いるって

 

ことなん でしょう。

 

 

 

なにしろ フレット 自体は

 

金属 製だし、そうまで

 

はっきり、伸びて ちぢんで

 

するわけ ないし。

 

 

プレイテック ストラト 250 かな……? ~いち~

 

 

おもえば ショーティ

 

クロくんも、到着 当初は

 

おおむね こんな ものでした。

 

 

 

これ、ある 程度 マメに

 

弾いて やって さえ

 

いれば、指汗 なんかで

 

板材 も 保湿 できるし、

 

金属と いえど フレット

 

端も 指皮 との 摩擦で

 

普段から なに気に 研磨

 

されても いるんで、そう

 

気にならない 程度には、

 

フレット エンドも そこそこ

 

状態 キープ できては

 

いるもの なん だけど、

 

 

 

 

まあ、もとから やっすい

 

ギターを 放置 しちゃった

 

すえでの 出品 なんだ

 

ろうし、縁 あって 入手

 

できた からには

 

 

 

 

ふつーに 弾ける 程度には、


へっぽこ 流で

 

 

 

 

手当て して やっても

 

いいのか なと。

 

 

 

まずは 各 フレット、ネック

 

裏から なめる ように

 

指板部 見て いって、

 

特別 飛び出て いそうな

 

フレット 箇所を 目視で

 

さがす。みつけたら、鉄

 

ヤスリで まず 側面

 

削って いくんだ けれど、

 

まあ、この 時点で あまりに

 

状態 ひどい ようなら、

 

手当て 自体も、ちょっと

 

考えもの。

 

 

 

よほど 出来の わるい

 

ギター なのかも しれ

 

ないし、もし 仮に そうだと

 

すると、今後 ほかの

 

部分にも、いろいろ トラブル

 

とか 出てくる 可能性も

 

ないでは ないって

 

ことにも なるし。

 

 

 

で まあ、

 

 

 

ざっと 弾いて みて

 

わずかに 指の 腹に

 

ひっかかる 程度、全面

 

とおせば わりと ちゃんと

 

指板 部分に おさまって

 

くれてる ようで あれば、

 

用意 した 鉄 ヤスリや

 

紙 ヤスリ、耐水ヤスリ

 

なんかで ゆっくり じっくり、

 

フレット エンドの 指板との

 

接触面、その 両わきと

 

なる 角の 部分を まず、

 

 

 

 

 

 

真上 から みて 八の字に

 

なるよう 落として いきます。

 

 

 

ここ、ムリして 半円 形に

 

なるよう 意識 するより、

 

指先に ちりっ ちりっと

 

引っか かって きて

 

しまう エッジの 部分

 

だけを すこし 削って

 

やるって 程度で 充分、

 

かってに 半円 形に

 

ちかい カタチに なって

 

くれるの で。

 

 

 

で、つぎに

 

 

 

 

フレット 端と 指板部

 

との わずかな すき間に

 

ちいさく 切った 紙ヤスリ

 

なんかを すべり 込ませて、

 

双方 の くっつく 部分を

 

ちいさく 研磨。

 

 

 

指板部 なるべく 傷

 

つけたく なければ 全

 

フレットの 全 工程を

 

この 紙ヤスリ類 のみで

 

研磨、で、やって みて、

 

おいおい なんだよ、

 

たかだか 一箇所 削んのに

 

こんなに 時間 かかるなら、

 

指板 サイドに ちょっと

 

傷 入るのは 覚悟 して、

 

サイドの 八の字 部分

 

だけでも 鉄ヤス つかって

 

ラクしちゃ おうかなあ

 

なんて、思う ようなら

 

その ように。

 

 

 

 

まあ、そこいら へんは

 

ほんと、ご当人 方々の

 

都合 次第で いいと

 

思うので。

 

 

 

たいていの 場合、フレット

 

端の 気になる バリ

 

程度なら、これで 解消

 

して くれます。

 

 

 

と、いうのも。

 

 

 

クチ、指、そして、

 

足の 裏と 毛髪。

 

 

 

人間の 身体の うち

 

生体 活動 そのものに

 

直結 して しまう

 

これらの 部分、ここ

 

だけは とくに、生きものと

 

して もとから 敏感に

 

異常を 感知 するよう

 

できて いますので、

 

ちょっと した バリが

 

気に なるのと 同様に、

 

ちょっと した 研磨作業

 

だけで、感触が 劇的に

 

変化 したり するわけです。

 

 

 

かてて くわえて、

 

 

 

この 敏感 部分、ほかの

 

人体 部位に くらべて

 

キズの 治り なんかも

 

飛び抜けて はやい 個所でも

 

あり、バリで 指 切ったら

 

切ったで すこしの あいだ、

 

ギター 弾かないで おく

 

だけで、わりと はやく

 

治って なんかも くれ

 

ますし。

 

 

 

髪の毛 とかが 剃ろうが

 

切ろうが 毎日 はえて

 

くる 理由 なんかも、

 

そんな 頭部の 保護と

 

保温の ため なんで。

 

 

 

へっぽこ さん あたり、

 

ほかの ケガ とかで

 

運指 側の 指先 つかえ

 

ないとき なんかは よく、

 

スライドバーの 練習 期間に

 

あてて いたり しましたね、

 

へっぽこ なりに、みょ~~~ん

 

みょ~~~ん って。

 

 

 

さて、ここ からが

 

ひと 苦労。

 

 

 

たいていの 場合、ギター

 

には その フレットが

 

12 から 20 数本は

 

打ちつけ られて おり、

 

かつ、指板 サイドは

 

フレット いっぽん あたり

 

かならず 2ヶ所 ずつ、用意

 

されて いる わけで。

 

 

 

21 フレットな ギターで

 

合計 42ヶ所、なんとも

 

びみょーな 触感 での

 

チェック なんかを くり返し

 

ながら 全数 研磨 終了

 

までの 間、ずっと この

 

作業を つづけて いかなきゃ

 

ならない わけで。

 

 

 

もちろん、6弦 側の

 

ハイフレット あたり、

 

そう 指 とかの かかる

 

場所でも ないの なら、

 

時間の 短縮 優先 させて

 

あえて 無視 してっても

 

べつに いいっちゃ いいんだ

 

けれど、いち度 やりはじめ

 

ちゃうと、やっぱ あとあとの

 

こととか、気に なっても

 

きちゃうし ね。

 

 

 

しかも、

 

 

 

その 作業者 自体が 当人

 

なんで、やっぱ フレットの

 

エッジ 取るって 加工

 

だけでも、みた目 とかの

 

ちがいには、すんごく

 

目が いっちゃう し。

 

 

 

前回 やった 黒ショーティ

 

くんは こだわりも あって

 

全面 紙ヤスリ 系で

 

仕上げて みたけど、最近の

 

へっぽこ さん、ONも

 

OFFも みょうに こまごま

 

やること 増えて 休みの

 

日でも なんか あんまり

 

ゆっくり 時間 とれなく

 

なって きて るんで、

 

セロテープ とかで 気持ち

 

指板面 かるく 保護だけ

 

しといて、

 

 

 

 

八の字 部分は 全ヶ所

 

鉄 ヤスリで、で、接合

 

部分の すき間の 面取り

 

作業時に だけ 紙ヤスリ

 

すべり 込ませて 研磨って

 

手順で、工程 すすめて

 

いきました。もちろん、

 

板面 カバー させる

 

セロ テープは、欠けたり

 

破れり したら その都度

 

ごとに 取り かえて。

 

 

 

コツは ねえ、

 

 

 

焦らず 時間 かけること。

 

 

 

鉄 ヤスリは チカラ

 

ずくで 押し引き させずに

 

やんわり 扱う こと。

 

 

 

エッジを 八の字に する

 

ときは、極力 ヤスリの

 

掛け 終わりを 指板の

 

内側に 統一し、すこしでも、

 

指板 外側 面への

 

余計な バリを なくすこと。

 

 

 

鉄 ヤスリで エッジを

 

加工 する場合、いち度

 

削って しまうと セロ

 

テープが すき間に 入り

 

づらく なりがち なので、

 

一回の 作業で、きっちり

 

削って しまうこと。

 

 

 

また、セロ テープが

 

フレットの すき間で

 

ちぎれて しまって

 

はさまり 込んで しまったり

 

したとき なんかも あわてず

 

さわがず、ピン セットや

 

毛抜き類 なんかで、ちゃんと

 

取り 除いて あげること。

 

 

 

で、

 

 

 

やりはじめた からには、

 

 

 

いっぱしの 職人に

 

なった つもりで、しっかり

 

仕上げて あげること。

 

 

 

 

あら? 文量 多いかな?

 

 

 

ではまた ここらで

 

 

 

次回に つづくって ことに

 

しま しょうか?

 

 

 

 

 

 

今週 なんとなく

 

聴いた いち枚。

 

 

ジャニス ジョップリン

チープスリル

 

 

 

ジャニス ジョップリン。

 

 

 

う~ん、なぜだか 不思議

 

なん だけど、へっぽこ さん、

 

この ジャニス ねえさん

 

だけは 純粋な 楽曲と

 

してより 先に、収録

 

されてる 「サマータイム」 の

 

ミュージック ビデオ

 

なんかが どこか 記憶の

 

片すみ とかに すり 込まれて

 

いる らしく、耳に するたび

 

なぜか、薄暗い ステージ、

 

スポット あびて 335で

 

あの マイナー 調の

 

オープニングソロ なんかを

 

弾いてる ギターの となりで

 

所在 なさげに わずかに

 

リズム 取りながら 揺れたり

 

している ジャニス ねえさんの

 

所在 なさげな 姿 あたりが

 

まず さきに、アタマの

 

なかに 浮かぶの ね。

 

 

 

なんだろねー。

 

 

 

たしか ビデオ カセット

 

なんて ものが はじめて

 

売りに 出されて いた

 

その すこし あと

 

あたりに LD とかの

 

デッキ なんかも 発売

 

されて、そこから いっぺんに、

 

ミュージックビデオ なんて

 

分野 あたりが 開拓

 

されて、個人向け デッキの

 

ひとつと して、映像 用の

 

機材 なんかも ふくめ、

 

各 家庭へと 次第に

 

普及して いったと 思うんだ。

 

 

 

「ちゃけお」 って あだ名の、

 

田舎に しては すんげえ

 

カネ持ち 会社の 社長の

 

息子で 絵に描いた ような

 

2代目 ゆえの バカが

 

同級に いて、そいつが

 

当時、地方の 電気屋さん

 

なんかにも 出まわり

 

はじめて いた LDの

 

デッキ なんかも なん枚

 

かの タイトル ともども

 

いち早く 買って もらってて、

 

そいつの 家で はじめて、

 

洋楽の MV とかを

 

目に してね。

 

 

 

カルチャー クラブとか

 

マイケルの スリラー、

 

ビートイット なんかの

 

あの あたり。

 

 

 

あれ?

 

 

 

ジャニスも ちゃけおん家で

 

見たん だっけか?

 

 

 

あいつが そんな 深く

 

音楽 聴いて いたとも

 

思え ないけど、まあ、

 

いいや。

 

 

 

で まあ、当時の 常で

 

そんな ちゃけおん家も

 

いち時期、地元じゃ 素行の

 

よろしく ない 連中の

 

たまり場 みたいに 次第に

 

なり はじめ、放課後

 

とかに よく みんなで

 

たむろ してたり して

 

いたんだ けれど、たまに

 

LD 盤の エロビデオ

 

なんかを ちゃけおの

 

バカが みんなに ないしょで

 

こっそり 買ってて、ベッドの

 

下 とかに かくして いたり

 

してるの なんかも 発覚

 

したりで。

 

 

 

当時 まだ 中学生

 

だったけど、まじで あいつ、

 

そこらの お店で 親父の

 

会社 名義で 商品、ツケで

 

買って きてたから。

 

 

 

そうそう、

 

 

 

おんなじ ように あのころ

 

発売 され はじめてた

 

ヤマハの パッソル だったか

 

ホンダの DJ1 だったかの

 

原付 スクーター、内緒で

 

こっそり 買って きたときは

 

さすがに 親に そっこーで

 

バレて、数週間 ほど 学校

 

出て 来られない ぐらいに

 

殴られた そう だけど。

 

 

 

「サマータイム」、YouTube

 

なんかを さぐって みても

 

SGで プレイ されてる

 

やつが 多くて なかなか

 

335 バージョンが 出て

 

こなかったり するんだ

 

けれど、そんな 最初の

 

印象 強かった からか、

 

「サマータイム」 の ソロって

 

なると、へっぽこ さん

 

的には 335 なのよねえ。

 

 

 

ジャニスねえさん ご自身も

 

やっぱり 正式 デビューが

 

決まるまで けっこう 紆余

 

曲折 あった らしいん

 

だけど、本作 なんかも

 

正確 には、ねえさん

 

単独 って 作品 ではなく、

 

当時 所属 していた バンド

 

名義で、ほんとは リリース

 

されて るんだよ ね。

 

 

 

その むかし、ブルース界の

 

シンボル BB キングは

 

 

「あなたは黒人にしておどろくほどに成功し、カネも地位も手に入れた。なのになぜいまだにブルースを歌うのか。それはブルースに対する冒涜であり裏切りであり、所詮は銭ゲバの守銭奴だっただけではないか」

 

 

と インタビュアーに

 

いやみ ったらしく 尋ねられ、

 

 

「なるほど。だが、成功してカネや名声が手に入るようになればなるほど、どんどん深化していくんだよ、ブルースってやつはね。いまのこの部屋をみてごらん。まあ、いち度でもそんな境遇になってみないと、とても理解はできないだろうけど」

 

 

とこたえ、トップスターと

 

なったが ゆえの 自身の

 

孤独を それと 気づかせ

 

ない 程度に 皮肉を

 

まじえ、淡々と 語って

 

いたんだ けれど、なんか

 

ジャニス ねえさんの 場合、

 

そんな 世界を まともに

 

背負って しまって

 

いたんじゃ ないかなあ。

 

 

 

その後 へっぽこ さんも

 

テレビデオ とか 自分

 

用の LDデッキ なんかを

 

買える 程度には カネを

 

稼げる 歳に なり、

 

ねえさんの MV あたりも

 

なん枚か ぐらいは 入手も

 

できて、自分の 部屋で

 

お酒 なんか 飲みながら

 

よく 観たりも してたん

 

だけど、ほんと、ジャニス

 

ねえさんの 生涯って、BBの

 

ことば その まんまだと

 

思うな。

 

 

 

ジャニス ジョップリン。

 

 

 

早逝 されたので 枚数

 

そんなに 出ても ないけど、

 

音楽 好きなら ぜひ

 

いち度は 聴いて みて

 

ほしいか な。

 

 

 

音楽を 語る うえで、

 

その 対象が ジャニスと

 

同等か 否かで、そいつの

 

「ほんまもん度」 みたいな

 

もの なんかが どこか、

 

わかる ような 気が するし。

 

 

 

ジャニス 作に ハズレ なし。

 

 

 

おすすめ です。

 

 

 

 

ではでは~。

 

 

 

 

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