むかし 毎号必ずプレイヤー誌のど真ん中のカラーページに

 

広告出していた三鷹楽器さんの誌面に ちょくちょく掲載されていた

 

HSアンダーソンのスモールギター 「アップル」。

 

当時は第一次フュージョンブームの最盛期と ちょうどヘビメタが

 

登場しはじめたころあたりで、まるでより付けたほうが勝ちかのごとく

 

やたらと ボディに ミニスイッチやらボリュームつまみやらを

 

これでもかとならべたギターが たくさん登場してて。

 

そんななか、三鷹楽器さんの広告に載っていた中古の

 

「アップル」たちは 小さいボディにワンシングル、ワンボリューム

 

ワントーンに バダス一本というこのうえない潔さ。必要最低限にして

 

ぷりちーで、ギターもまともに弾きかねているガキながら

 

ろっくでふぁにーなその仕様にヤラれて

 

仕事して稼げるようになったら 絶対買うぞと

 

毎月 毎号、強く思ったものでございます。カラーはもちろん

 

赤いサンバースト。ああ、グリーンも青りんごみたいで

 

かわいかったな。たしか、当時の価格で

 

4~7、8万円が相場だったように記憶しているが、

 

すでに絶版。ただ、何年かまえにいち度、再販売された

 

はずなのだが、ハムPU仕様となっていて、価格がなんと

 

じゅうまんえんオーバー。あれこれ込み込みにして

 

たしか14~15万円となっていたような。現在の

 

中古市場でも タマ数自体が ほとんどないので、見かけるだけでも

 

ラッキーなほど、もう、はるか遠い存在となってしまった一本。

 

そう、その当時は東京あたりでも道をひとつはずれれば

 

アスファルトのない赤土道路ばかりでね。吉祥寺だ三鷹だって

 

最近 なにかとおハイソに取り上げられてるけど、売れない絵描きの卵さんや

 

食いつめミュージシャンたちが 家賃や呑み代の安さから

 

そこに集まるしかなかったからって 偶然できたコミュニティなの。

 

太陽にほえろとか初期のドラえもんとか 当時の

 

TV番組みると、ほんと、みんな足元はまだ茶色なんだよ?

 

 

あ、いかん。話がそれた。

 

 

ここまでは、このおっさん、なんでいつも スモールギターに

 

こんなに興味が 厚いんだって内容。で、

 

わがショーティちゃん。

 

 

 

こちらも前回のAnyGigくん同様、アマゾンさんが国内の流通元のようですね、

 

ほかの購入サイトさがしてたら、横文字HPばっかり出てきましたから(笑)。

 

製造元もおそらくAnyGigくん同様チャイナ製だと思われますが、

 

べつに自分は主義者気取りでもなんでもないので、気に入りさえすれば

 

大陸産だろうが浮き島産だろうが、まったくこだわってなどおりませんでして。それに

 

きょう日、中国を筆頭とした諸外国からのご助力なしで、この国で

 

暮らしていけますかいな。

 

 

 

だいたいの装備なんかは、おそらく

 

ほぼ 後期「アップル」ギターと同じでしょう。

 

ショートスケールで全寸も小さく、その音色を重視するならば

 

0.10~より上の太めの弦をチョイスしたほうが無難かもしれませんが、

 

自分はあえて、0.9~でトライしています。いや、

 

まだ 細くしてみようかとさえ。なぜかと言いますと、

 

この、テンションのないペラッとした弦鳴りと こいつの ハムPUとの相性が

 

なんか、好き(笑)。例えるなら、P90っぽいと言いますか

 

ファイアーバードみたくミニハムっぽいと言いますか、

 

ちょっと 独特なんです。どうでしょう、う~ん、

 

なんかクセになる、ってんでしょうかね?

 

 

 

オンナ爪のへっぽこジジイ、初動画に挑戦の図。もう、なん度もなん度も撮りなおしたがゆえにリズム走りまくり。しかも、衛星観測史上初たらの真冬の大寒波期間中にノー暖房での収録(お孫ちゃんを気にかけてストーブ禁止令が奥さんから発令中。エアコンは子供の成長によくないからと初期子育ての頃にすでに自分が撤去したまま。暖房といえばホットカーペットとネコとコタツのみ。もはやジジイ化まっしぐら)。ただでさえ動かない指がもう。まあ、どうせ腕前なんぞはこの程度なんだし、とりあえずハネてる雰囲気だけは出てるからもう、これでいいやとOKにしたのだが、うしろで奥さんの鼻水すすってる音の入ってた最初のテイクが、ほんとはいち番よかったの……。

https://ameblo.jp/over-d-2/entry-12350057329.html

こちらは今回のシリーズで収録した全動画をならべて総括なんかしてみたブログです。内容豊富ですので各本編なんかとあわせ、ごゆっくりお楽しみくださいませ~♪

 

 

 

実は自分、無類のP90好きでして。いまも手元に残してある

 

シースルーレッドのLPスペシャルのJrⅡとあわせて、同じく

 

黒のJrⅡとDCのJrⅡにTVDCのJr、それにエピフォンジャパンのカジノくんと、

 

最多時で5本ものP90搭載ギターをいち度に所有していたのでございます。

 

そこに まだ、何本かのエレキとアコギ系とかが ちょろちょろと。

 

……バカでしょ? ええ、ええ。自分でもそう思います。

 

まあ、楽器なんだから 何十年かすりゃ そのうち値も上がるだろうし、

 

いざ 困ったときがきたら、そのとき考えりゃいいやって。

 

まったく ねえ……。

 

でも バブルのころって、みんなそんなものだったんですよ?

 

働きさえすれば、金なんぞ なんぼでも湧いてくるものだって

 

本気で思ってましたからねえ……。結果、

 

ふつーに寝ないで働く時間が徐々に増えてしまって、

 

内臓から、次第に身体が壊れていくわけなのですが。

 

 

 

あらためて調べてみると、このHofner Shorty、その時々でちょいちょいVerに変更があるようですね。もしくは、プロトタイプを平気で世界に流通させているものなのか。自分の見たなかで特別目を引いた「なんじゃこりゃ」なVerは、アルミボディでサウンドホール付きみたいな仕様のやつ。あれ、正規ルートでちゃんと販売してたんでしょうかね? まあ、かくいう自分も、黒いヤツを新たに入手して自分で勝手にエレガットへと改造してしまったのですが(笑)。あ。その黒いヤツ、後日こちらで記事にする予定としておりまして、すでに画像も動画(!)も配備中で、いまもう本体は、すでにさらなる変化をとげつつあるという(笑)。ですので、どうぞ今後もひきつづき、情報ツールのひとつとしましてでもおヒマつぶしのひとつとしてででもかまいませんので、当ブログと手作りHP、ギター好き、音楽好きであろうみなさまのごひいきとして使っていただければ、なによりの幸甚でございますです、はい。

 

 

 

気になる点としましてはやはり、「ヘッド落ち」しまくる事。

 

これはもう、スモールギターの泣き所ですね。それを

 

なんとか防ぐべく皮タイプのストラップあたりが欲しいところなのですが、

 

自分は昔から、写真のようなリッケンモデルのヒモタイプが好きで

 

こいつの肩当て部分をはずして ヒモだけでブラくるスタイルを

 

自分なりのコダワリとしてきており、でも、これ、だめ、

 

いくら皮でも細すぎて、まだまだヘッドが落ちまくる。ので、

 

おなじタイプの肩当て付きを新たに購入。しかも、赤と黒の2本分。

 

バブルは すでに潰えた。もはや偶発する出費ほど、

 

ジジイのフトコロに 痛いものはない。

 

あと、ショートスケールギターにあえて細めの弦を張る行為も、

 

ハリのない音色という点から言えば、とくにオススメはいたしません。

 

まあ、なれると弾きやすく感じるようにはなりますが、

 

やはり 押弦ピッチ狂いまくりますしね。自分のように、

 

そう? べつに気にならないよ? ってスタイルの方々や

 

ギターはじめたばかりなんだけど すぐ指が痛くなって

 

なんか弾きにくくて、といった方々におかれましては、

 

チョーキングや押弦、コードワークなんかも まったく

 

苦にならなくなりますから ほんと、そこは利点。ただ、まあ

 

やるのであれば、もしもの弦代と 音色の

 

好き嫌いとかは 自己責任ってことで(笑)。

 

 

 

いやあ、実はこれ、話の内容としては 意外と重要でして、

 

初心者時なんかに わざわざ固くてぶっとい

 

アコギの弦とかで、セーハコードやチョーキングの練習なんか

 

ムリからさせるもんじゃ ありませんよね。初心者時にこそ

 

たとえアコギにでも 細身で柔らかいエレキ弦を張るように

 

まわりが薦めてやりゃいいんですよ、初練習なんですから。

 

ことにギター雑誌や 先輩ギタリスト諸兄におかれましては

 

これ、切にお願いしたい。初心者には柔らかいエレキ弦を!

 

音色へのこだわりは まずギターに慣れてから!

 

少子高齢化でギタープレイヤーにあこがれる子供たちが

 

ただでさえ少なくなっている昨今、まずは

 

楽器を演奏する楽しさを

 

ギターを鳴らす 楽しさを

 

その機会のある方々に 伝えていってほいしいなあ。

 

だって、

 

数十年にいち度の真冬の大寒波日和に わざわざへたっぴな

 

ギターの動画を レーゾーコみたいな冷えきった部屋で録って

 

ブログでお披露目しようと 心底 照れながらも

 

そこそこ 楽しんでやってるおっさんが

 

そこらに いるぐらいなんだぜ?  なに 防寒着で着ぶくれ、

 

上等じゃん。レーゾーコでだって、

 

ギターは弾けらあ。……寒いけど(笑)。

 

 

 

そういえば、「40ベイビーズ」て漫画、ご存知ですか?

 

ななし乃与太郎さんって名義の漫画家さんの書いた

 

ちょっと世間からはずれている自分ってものを 知っている楽器

 

の好きな青少年(?)たちが バンドを組んで そんな自分たちでも

 

きっちり世間をわたってみせてやろうっていう筋の

 

けっこう 古い作品なのですが、そのバンドのギタリストのひとりが

 

「アップル」弾きなんですよ。おお! やっぱり!

 

と思いましたねえ、ええ。見てるひとは見てるんだなあのギター、って。

 

まあ、その現役な連中を陰からサポートしていく「いいオトナ」たちも

 

その昔はベイビーズだったんだぜって事で、「40」。

 

内容からみるに、おそらく1940年代生まれのモッズたち。

 

その生き残りが、後進の子供(ベイビーズ)たちを

 

モッズ上がりなりの方法で 見守るっていう

 

まあ、全2巻しかないんだけど、バンドやってた人間にとっては

 

これが もう、たまらない作品で。中古書店とかででも見かけたら

 

即、購入してみられてはいかがかなと。あれ、

 

終わり方 打ち切りだったのかな……。もっと

 

バンドがサクセスしてくとこ 読みたかった。

 

 

 

※グーグルさんにありましたね参考画像。こいつが片田舎の中学生が心ひそかにあこがれた「アップル」くんです。こうして見ているだけでも、いまでも苦しくなるほどに、胸にキュッときますね、年甲斐もなく。モリダイラさん、こんどはお安く再販してくれないかなあ……できれば、シングルPUの仕様で。あ、ご興味わきましたら、Googleさんへどうぞ。ワードは「HSアンダーソン アップルギター」です。画像もたくさんありますし、意外や予期せぬ出会いなんかが、あったりするかもしないかも。

 

 

 

……うん? Shorty 赤いヤツVerのご紹介のつもりだったのに、

 

話が飛び飛びして 最終的にあこがれの「アップル」で

 

収まってしまいましたね?

 

 

……まあ、いいか。

 

いや、よくもないか(笑)。

 

ほんと、かわいいやつですよショーティくん。ここんとこ

 

完コピ練習ばかりに熱中しているし、それがための

 

フレット減りが なによりイヤで

 

最近ではもっぱら、 自作の「黒いエレガット改Ver」、

 

こいつばかり 弾いてますが(笑)。

 

 

 

ああ、ここにきて、起こしたい記事がたまってく。

 

 

 

 

そんなこんなもこちらのホームページ、

 

「386で自作ギターアンプとかピグノーズアンプの改造とか」

https://tamakisann.amebaownd.com/

 

ひょんなことから、ここの制作と更新をはじめてしまったから。

 

毎度 内容は お題の通りでございます。

 

お時間とご興味ございましたらば、是非いち度、お立ち寄りのほどを……。

 

 

 

次回、黒いヤツ ~エレガットVer~ にて。そのとき、

 

「なぜあのフレーズだったのか」が明かされる!

 

 

って、なんかの予告編みたいなことを(笑)。

 

 

 

 

~後日追記~

 

「40ベイビーズ」、押し入れから引っぱり出して撮影、

 

次回分ブログにて 表紙画像あげておきました。

 

ご興味ありましたら ぜひのぞいてみてくださいね♪