ボローニャに戻る
3回目のボローニャだけど、15年ぶりくらい?懐かしいような新鮮なような。
学会は今日で無事終了。ラボで6人、無事に全部終了(自分も久々にcontributed talkをした)。花粉の舌下免疫療法をしているので口内炎があって食事が楽しめるか微妙だったが、これも無事に楽しんだ。以下、備忘録的に。
Osteria Broccaindosso
うちのイタリア人PDが取ってくれた。まぁ彼はボローニャ大学の出身だから隅々まで知ってるからいい店なのは当然か。サラミとハムの盛り合わせ、トルテリーニ・アル・ブロド(鶏のスープに入ってるので温かいしホッとする。スープみたいな感じ)、定番のボロネーゼ(やっぱりスパゲッティじゃなくてタリアテッレだった。山本益博さんの書いた通り)、タリアータ、これにサンジョヴェーゼ2本とハウスワインのカベルネソーヴィニヨン2本、グラッパ各自飲んで1人40ユーロ(✕9)。安い、としか。
Trattoria Dal Biassanot
15年前に気に入って2回行ってしまったTrattoria。懐かしくて再訪。経営は変わったのか、あのときの感じのいいおばちゃんはもういないみたいで、全体にプロっぽい(いや、みんなプロです)カメリエーレとカメリエーラばっかり。前菜でいつものサラミとハムの盛り合わせ、プリミはそれぞれ選んでたけど、僕はフンギポルチーニのパスタ。疲れていてあまり食べられなかったのでグラッパで〆。グラッパはAmarone Barriqueのを教えてもらってえらく美味しかった(ので、後日近くのエノテカで購入)。これも44ユーロ。さすがに街中なので値段はそこそこ。
Trattoria Da Vito
「世界入りにくい居酒屋」で紹介された、正に安食堂。なんだか味は剛直でうまい。前菜盛り合わせとパスタ(今回は定番ラザーニア)、それに豚のスネ肉煮込み(塊が9ユーロとは)、コトレッタ・ボロネーゼ(非常に重いです)、サンジョヴェーゼとランブルスコ1本づつで1人30ユーロ。ETHのグループもいたけど、どうやって知ったのか?チューリヒではNHK映るの?
Osteria San Carlino
市場で買い物(ポルチーニです)した帰りに裏道でみつけた。どう見ても隠れた名店っぽいので。店構えや場所からは想像できないくらい品の良いキレイな盛り付けで、味もとってもいい。サラミとアーティチョーク+ルッコラとペコリーノチーズの盛り合わせ+ほうれん草のトルテリーニ(Balanzoniというらしいです)+セミフレッド+ワイン2杯で41.5ユーロ。とてもおすすめ。
パルマに遠征して、トスカニーニ博物館で2時間近く滞在してしまった。いやー感動。ビデオをたくさんあったけど、指揮うまいんだなぁ、と。指先のニュアンスがすごい。で、お昼に行ったのが
Osteria Dei Mascalzoni
表通りから少し入っていて、日陰にテーブル出てて雰囲気良かったので入った。大正解で、ズッキーニとミニトマトとサルシッチャのGarganelleにInsalata mista(ビタミンC補充のため)、白ワインとエスプレッソで20ユーロとは・・・。本当にお値打ちで、いつかヴェルディ音楽祭で来るときには再訪決定。