京都大学交響楽団第201回演奏会 | 楕円球空間

京都大学交響楽団第201回演奏会

100周年、200回、と究極のキリ番演奏会を終えてある程度の気の緩みというかダレが出ても仕方がない演奏会ではあったが、京都公演は大変よい演奏だった。

 

ニコライ「ウィンザーの陽気な女房たち」

ドボルザーク「真昼の魔女」

チャイコフスキー「交響曲第5番」

 

ニコライは、夏の期の1曲めとしては非常にまとまった破綻のない演奏。ドボルザークは、きっといい演奏なんだろうが、やはりあまりにも曲がダメすぎる・・・。名前すら聞いたことのない曲だったので、やはりそれなりの理由があるんだろう、と予想していたが、予想通り。なんでこの曲やりたいと思ったの?というのが正直なところ。演奏はいいので残念。チャイコフスキーはなかなかの名演で、大満足で帰宅。

 

それにしても指揮は(同期の親友も言うとおり)、なんだかなぁ、というところ。曲にあわせて前で踊ってる人、と認識しないといけないかね。打点もはっきりせず、まぁなんとなく振っている感じ。チャイコフスキーの最後はそれゆえ危なかった。きっと「伝説のコンマス」を見てみんな合わせたんだろう。

 

その伝説の男といい、Vnの2回生の某団員といい、同期や近い先輩の子供が席巻しつつあるオケに衝撃をうける、2017年の夏。