京大オケ第196回演奏会 | 楕円球空間

京大オケ第196回演奏会

風邪気味の中、京都公演へ。

指揮者の山下さん、もう7回目なのね。自分が現役だったときが1回めだったので随分時間が経ち、そして何度も呼ばれたわけだ。史上最多だそうなので相性よかったんだろう。たしかに合っている感じはする(前回のアルペンは名演だった)。


今回は山下さんらしいゴリゴリドイツのプログラム。中プロがドン・ファンというのは隔世の感であるなぁ。現役のころはありえなかった。ブラ2がメインが1曲めがウィーンの森の物語ってのはプログラム的には綺麗。完売もその御蔭?

で、演奏なんだが、自分の体調もあるのかもしれないしホールの音響がデッドであるせいもあるのかもしれないが、随分と薄味な演奏だった。指揮者の芸風が変わった?それとも学生気質の変化?ドン・ファンは出だしはキレがあったものの、そして音は綺麗なものの、ぎりぎりで勝負する切迫感がなく、曲の良さが伝わってこない。特にVnは響かず遠鳴りしないのと、難しいパッセージになると守りに入っているのが露骨に分かるのが残念。視覚的に期待される音量の6割くらい、という感じ。メインのブラ2も非常に淡白で、薄味のおでんみたい。自分たちのころの豚骨ラーメンとは正反対で、これはこれでいいんだろうが、演奏会後に印象に残らないパフォーマンスになっていた。

そうは言いつつ、悪い演奏ではないこの2曲だったが、論外なのが1曲め。なんであのチター?ナシのほうがずっとよかったなぁ。というかあのチター、プロなんだろうか?