怒涛の週末と月曜 | 楕円球空間

怒涛の週末と月曜

昨日の月曜は大学院時代にゼミが一緒だった友人(というか僕が勝手に尊敬していた人)がオケの親友の親友だったことが判明したので、みんなでいつものカンティーナで会食。15年ぶりに再会した彼は相変わらず超優秀で人間的にも魅力溢れる素晴らしい人のままでした。思えば彼との出会いが大学院時代の自分のテーマに見切りをつけたきっかけ。正しい判断だったと思っているので、そういうきっかけをくれた彼には本当に感謝している。彼は今もその分野の輝く一等星で素晴らしいことです。四等星の僕は四等星にしかできないことを楽しく真面目に探求していこう、と前向きに(これは本当に)決意を新たにしました。いい時間を過ごすことができました。再会を約して深夜に帰宅。


日曜日は演奏会。


出来は・・・。木管が良かったのを金管と弦が帳消しにしてしまっていました。指揮は1楽章の最後で振り間違え(正確には間違えたわけではないが、どんどん遅くしてしまった)、自分の覚えたテンポのまま指揮とトップを見ずに飛び込んだVnが1/3くらい・・・。自分はマーラー好きなので1番が弾けたこと、あと対向配置の2ndの2pult表という好位置だったのでノリノリで楽しくアピールさせてもらったことがよかったかなぁ。


土曜日はそのオケのGPと、その前に久々のテニス。仲良しのIさんと強打合戦のラリーを楽しみ、さらにサーブの的当て大会で仲良く2人とも2本命中。サーブのコツを掴みかけたようで、スピードは落ちずにコントロールがよくなりました。体の前に壁を作るイメージかなぁ。野球のバッティングにも通じるイメージでしょうかね。


大学では修士論文締め切りが迫り、あるものは執筆に専念、あるものは執筆と実験を両方やってさらにいい論文を目指し、あるものはまだ最後の結果が出ず弱気になっているのを僕がガンガンと叱咤激励して一緒に実験をやってやり、と戦線は混乱しております。去年からの懸案だった論文は全て出し切り、今年はネタの仕込みの時期。国際的にもボローニャ・ボストン・ダブリンと同じ分野の人たちとの交流が広がり非常にハッピーな状況なので、さらに加速してドンドン行きたいものです。


忙しい中でも読書は欠かさず。


「イタリア・トスカーナで暮らして」(エリザベス・ローマー)

全体に「南仏プロヴァンスの12ヶ月」を強く意識した作りなんですが、どっちが先なんでしょうか。まぁともかく訳があまりよくないのと、全体にレシピ紹介にウエイトがかかりすぎて文化的な観察や考察が足りないので、完成度では「南仏」のほうがはるかに上ですが。


「イタリアの老舗料理店」(池田匡克)

「イタリアの市場を食べつくす」(同上)

最近個人的に注目しているイタリア在住のライター。深みはないが、手軽に情報を得られるのは便利。写真もきれいでアームチェアー・トラベラー(って言うんですかね)には便利な本。


「10ドルだって大金だ」(ジャック・リッチー)

飛行機の中や学会で疲れたあとのホテルの部屋で読むには軽い本が一番。ということで短編ミステリーの名手リッチーの短編集。軽さとドライさのバランスが絶妙で非常に楽しめました。


「監視国家」(アンナ・ファンダー)

今読んでいるところですが、豪州のライターが丹念にシュタージ関係者などからインタビューを取って、東ドイツの国家管理システムを草の根レベルから浮き彫りにした力作、という印象。先が楽しみです。


「ダ・ヴィンチ・コード」

ご存知ベストセラー。でも作者は忘れた(笑い)。出来は・・・。どうでしょうね。あそこまで売れる理由があるかどうかはわからなかった。もちろん面白かったけど、それはパリとかロンドンとか知っている土地が出てくるし、そういうのもあるのかなぁ。映画はきっと見ないでしょうね。テレビでやればみるかなぁ、という程度。


あとは「見るものの塩」(四方田犬彦)「音楽と社会」(サイード・バレンボイム)がある。それに昨日は朝永振一郎著作集を全巻買いしてしまった・・・。講演料が入ったので、衝動買い。それに「キケロ」と「アメリカの民主政治」も読みたい。正直時間が足りない、という感じです。