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outside666さんのブログ(日本の一般人で唯一本音を語ります)

どうも!OUTSIDE666ことろんりいです。

日々の出来事を語ります。

それらをまとめてホームページ作成しています。

いずれは雑誌を作るのが夢です。応援よろしくお願いします。

 

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「魂を込めて唄うということ」

 

震えた。。。

 

何故こんなに魂を込めて唄うことが出来るのだろうか?

 

あの事件からの復帰作。

 

リリース直前まで、

彼の行動を揶揄するようなゴシップニュース。

彼の人格までも否定するようなコメントが

多数のメディアとSNSに載せられた。

 

と、いうことで

今回の作品の音源を初めてCDやオンラインなどで聴く人は

少なからず斜めがかったネガティブな気持ちを抱えて

再生ボタンを押したはず。

 

私もそうだった。

 

しかし。。。

 

最後の最後に出来たという「FUKUOKA」から始まる

珠玉の13曲は、

迫力に満ちあふれ、一切の淀みがない。

 

とにかく魂を感じる。

 

 

魂を込めて唄うということ。

 

 

彼の作品の特徴として

「絶妙な形容詞」というのがある。

 

一般的に

彼の全盛期はシングルなら「SAY YES」から「YAH YAH YAH」

アルバムなら「TREE」から「RED HILL」までだと思う。

 

壮大でスケールの大きな曲、

粘りというかディレイ音のような唄い方という認識で

彼のイメージは固められ、時間軸も動いていない。

 

実はその頃でも「絶妙な形容詞」は多用されていて

「~は~のように」というフレーズが多い。

 

例えば「YAH YAH YAH」でもTシャツを脱ぐようにとか季節を抱くようにとか

 

なんとなく柔らかく、包み込むような表現で作詞されている。

 

歌詞をよく見るとわかるが、その形容詞の使い方で

曲に香辛料のような、ほのかなスパイスとなっている。

 

しかし今回は極力形容詞の使用を控えている。

 

地元からの作品ということで、

必然的に内省的というか自分を見つめなおすフレーズが多いだろうと

予想していたが、

こんなにもシンプルになるとは思わなかった。

 

それ程今回は

「とにかく唄いたい」

「とにかく聴いてくれ」

という非常にストレートな気迫にあふれている。

 

飾りやスパイスとなる形容詞などのフレーズはあまり必要ではなかった。

 

 

魂を込めて唄うということ。

 

 

彼の全盛期は今である。

 

 

彼の魂を感じたい方には

是非聴いて欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとなくアマゾンで買い物をしていたら

突然目の前に飛び込んだ

「南京事件」を調査せよ (文春e-book)/文藝春秋
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の本の表紙。


著者は。。。清水潔さん!!?



私は前回清水潔さん(以下清水さん)の本に対し稀代のジャーナリストと称し、

アマゾンにレビューを載せて多数の方(現在74人)に参考になったと

投票された人間である。


そんなこともあり、誰よりも。。。とは言わないが、

清水さんには特別な尊敬の念を抱いています。


がしかし、今回の本では他のレビューの方と同様多少の違和感を感じた。


改めて説明するが、清水さんは桶川ストーカー事件や足利事件などを

独自の推理や調査をして報道を通じて真相を突いた方である。


しかし今回は事件は事件でも今までとは大きく規模が違う。


まず清水さんも生まれていないほど古い事件で戦時中であること。

国内でも関心がある方が多く、多数の関連本やネット情報があふれていること。


そのあふれる情報も南京事件自体があったなかった。

被害者の人数が多い少ないなど混乱していること。


実際私も本の一部の内容はすでに知っていた。


なので、他のレビューの方のように南京事件に詳しい場合は、

今回の本は新事実が少なく、物足りない感じがして

評価も低くなっている。


そもそもなぜ今回清水さんは南京事件を調査したのか?


推測だが去年ユネスコが「南京大虐殺文書」を記憶遺産に登録したことが

発端ではなかろうか?


それを受けて日本テレビが清水さんに調査依頼したのではないか?


私の感触から言って、

今までこういった事件は森達也さん(以下森さん)が担当だった。


もし森さんが今回の事件を調査しても清水さんとほぼ同じ内容になるだろう。


ではなぜ日本テレビは森さんではなく清水さんを選択したのか?


というか清水さんには違う事件をやって欲しい。



今回の調査報道には批判も多いとは思う。


しかしあえて今回の意義を問うならば、


「南京事件を全国ネットの地上波で粛々と放送した」


ことにあると思う。


批判を覚悟しての決断。。。


私は少なからず毅然な態度とわずかな光明を見た。


長い文章になったことを謝罪します。