「目覚め」
三面鏡を閉じれば
薄紅の煙が漏れてくる
枯れない精密な景色
過剰なまでに噛みついたまま
離れない
夢から目覚めているか?
夢の中に紛れているか?
起点から着地点までは
まぶたの裏で彷徨う
誇大な想像 転がれ
タイムマシンは暴走を止めない
客観的な視点は
埋もれず消されず
代替者もいない
救える物もいない
俺は
昇る太陽を ただ見つめていた
夢なら覚めて欲しい
夢は夢のまま
夢は「紛れること」を
必死に説いていた
。。。タイトルは「夢」とか「覚醒」でもいいんだが、残念ながらそこまで到達していない。
もう少しイメージできる詩がよかったな。
まあ、こんなもんかな?
チャゲアスの「RED HILL」に影響されて作った詩。