「メトロノーム」
真夜中に集まる砂は
かすかに反応するキセキの群れ
真珠色のワナに
クリーム色のフィーリング
浮かぶ絵に
神が描いたワンシーン
涼しげに恋人の会話を
弾ませて混ざれる
メロウな2人
瞬間は繰り返す
移り気にタイミングをそらす
ソファーの柔らかさ
毛布の温もりに
断片的に隙間を開ける
記憶から離れていく
雨の粒は五線譜に載り
悲しいメロディを鳴らした
点滅する信号
関数の曲線に従い
背中を向け合い歩きだす
メトロノームな2人
。。。EGO-WRAPPIN' の
「 マンホールシンドローム 」に影響されて書いた詩。
途中からまた恋愛の詩になった。
始めは会話が弾んで盛り上がる2人だが、
徐々に価値観の違いで別れていく2人。
メトロノームの左右の揺れに近いかな?と
なんとなく思った。
今回すっと出来た割にはまあまあ気にいっている。
「雨の粒は五線譜に載り
悲しいメロディを鳴らした」
の部分はもしかしたら前例あるかもしれんが、
無いとしたら素晴らしい!
すごく自画自賛したいフレーズ!