嫁の誘いで高橋優のライブに行ってきた。
元々家からほとんど出ない嫁からの誘いであるため、拒否するという選択肢はなかった。
しかし、嫁の高橋優に対するハマリ具合は何だろうか?
灰野敬二のライブで陶酔し、
レコード店で阿部薫のCDを漁り、
車の中でボアダムスをヘビーローテーションで流し続けていた嫁である。
いわばノイズの洪水のような音楽を好き好んでいたのに、この豹変ぶりには驚きを隠せない。
高橋優という一直線の雷電は嫁の避雷針を貫いたようだ。(司馬さんからの引用)
しかしながらその雷の効果音は「ズバッ!」ではなく、「ずきゅん!」だったらしい。
車の助手席で本人がそう答えた。
まあ、そんな私も、ももクロにはまっているのであまり人の事は言えん訳だが。。。
以前から高橋優の事は何となく知っていた。
感情をストレートに叫ぶように唄うシンガーソングライターという印象。
あまりにストレートなので、
文学的な詩を好む私からすると「はまり」はなかった。
なので、今回の場合はライブを楽しむよりもどう受け取るか?が問題になる。
単純に「つまらない」と嫁のテンションを下げるわけにはいかない。
ライブの感想を以下に記す。
文化ホールでのライブ。残念ながら満員ではなく、後ろの席は空いてた。
やはり女の客が多い。20代が多いかな?
メンバーは高橋優にドラム、キーボード、ベース、ツインギターだった。ギター2人もいるかな?と思ったが、高橋優のライブは弾き語りというよりもバンドサウンド中心だった。音は分厚い。
途中座って聞く場面があったが、弾き語りで始まる曲でもバンドが被さってくる。
歌詞は本当にストレート。唄い方もストレート。
MCは普通に面白い。
印象的なのはMCでも一曲唄い終わっても「ありがとうございました!」と何度も頭を下げる。
この人はいい人なんだろうなと普通に思う。
そんなこんなでとにかく嫁が楽しんでくれて何よりだった。
私もいい時間を過ごせた。
私も何か詩を書きたくなった。
次回出来たら載せよう。