- 傘の自由化は可能か (角川文庫)/大崎 善生
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この本もブックオフで100円で売ってた。
小説というよりエッセイだな。
前回のブログで書いたが、私は
- 聖の青春 (講談社文庫)/大崎 善生
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この本が好きである。
表現力が素晴らしく、感動させる。
よって大崎さんに興味が湧いた訳です。
実は大崎さんと言えばあのダウンタウンを発掘した人、大きくサポートした人として有名な
大﨑 洋さんが思い浮かぶ。
しかもこの2人なんとなく共通点がある。
ちょっと変わった人であることと、長髪、アウトロー、物事の見極めがすごい。
大﨑 洋さんの方はもう髪を切ったが、副社長とかなる前まで長髪であった。
大崎善生さんは学生の頃、朝から夜まで将棋センターで将棋を指していた。
大崎洋さんは麻雀。
大崎善生さんは電王戦3局で観戦記を書いているが、ずーっと対局場に居た。
終局直後に船江五段に質問しているが、えらい鋭い質問だった。
大崎洋さんはダウンタウンの成功を導いた人。
なんとなく似ていると思う。
さて本の感想も書きたいが、現在読み終えてない。。。
飲食店で飯を食いながら読んでいるので、そんなに進まない。
なんせ今回は2人の大崎さんを語ってみたかったのだ。
連続でブログ書くのも久しぶり。
また書きたくなったら書こう。
しまった。
店の看板照明が光って見えんやないかい!
。。。まあええか。
5月の大型連休でなんとなく大阪に旅行した。
と、なると一人旅になるが、これがまた自由で素晴らしい。
元々の動機は
- 聖の青春 (講談社文庫)/講談社
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への興味である。
この本を読んでいたく感動し、村山さんのルーツをさぐりたくなった。
この本の中で何度も更科食堂が登場し、焼き魚定食を村山さんが食べていたという場面があった。
ならば食してみようか?となるのが自然の行為であろう。
もちろんこれだけの目的で大阪一人旅になったわけではないが、
他に特に刺激になったことはないので、省略する。
場所は関西将棋会館の近くであり、JR福島駅の近く。
JR福島駅の周辺をうろうろしようと思ったが、すぐ見つかった。
しかし、周辺には飲食店はいろいろあるのになんで更科食堂なのか?
いろいろ考えてみるが、とりあえず入ってみる。
店は広くはなく、15人~20人で満席になる感じ。
まあよくある大衆食堂の定跡であろうか。
メニューに焼き魚定食あったので注文。
これか。。。
しかし、絶品。。。とまでもいかず。おふくろの味。。。とまでもいかず。
旨い!。。。とまでもいかず。。。
学校の食堂と言えば想像できるだろうか?
決して批判するわけではないが、村山さんはこの味が好きだったのか?
本によると村山さんの座る場所は決まっていて、かならず奥の座席で、
背をもたれかかる形で座っていたらしい。
その場所にいくと小さな貼り紙があり、新聞の切り抜きで山崎七段が顔写真ありで
紹介されていた。「これが兄弟子の味」だったかな?
確かに山崎さんも村山さんも森信雄さんの弟子で、
村山さんは弟弟子の山崎さんに多大なる影響を与えている。
そんなに店の自慢を過剰にするわけではなく、
ほんのりと貼り紙がしてあったのには好感がもてる。
例えばゴーゴーカレーとかは店のテレビでずーーーと店の宣伝をしている。
もちろん違法でもないし、悪くはないが、宗教的というか洗脳的な感じがして、
ちょっと怖い。
たぶん村山さんは味とか食欲を満たすためというよりも
安らぎや安心感が好きでこの店に通ったんじゃないか?と推測する。
そんな事を考えながら完食。
レジでの会計時、おばちゃんに「村山さん来ていたのですか?」と聞いたら、
「ああ村山くんきとったよ!」と答えてくれた。
さらにおばちゃんが話をするかとおもいきや、このワンターンで終了。
このそっけないところもまた魅力か?
「何か」を求めていた私が勇み足だったようだ。
その勇み足で続けてブログを書いてみる。
次回は大崎さんについて。
