原文

「背負う男」の原文

なんとなくノートを開いたら出てきた。

ひさしぶるに書いた

「無の残像」

定時に笑う蜂と蜜が

理解不能の海に溺れた


無様な馨りを濾した

唇の動きが猥褻


私を探して欲しい


見本の価値観が横並びする

沸いて出てくる魅惑


鏡を何枚か重ねた

乱反射する無の残像



私を捕まえて欲しい

私の半身を固定したい

経営はロマンだ！について語る

経営はロマンだ! 私の履歴書・小倉昌男 (日経ビジネス人文庫)/小倉 昌男

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なんとなく本屋をうろうろしてたら小倉さんの顔とクロネコマークが目に止まった。


ヤマト運輸はある程度は知っていた。

宅急便を初めて成功させたこととか政府と喧嘩していたこととか、

以前から本やらテレビやらネットで調べていたので知ってはいたが、

詳しくは知らんので深いとこまで行こうと。



この本は自伝記のため宅急便の顛末などは省略されているがそれでもある程度はわかるし、

何より自伝は面白いことが多い。


実際読んでみると二つの部分が気になった。



郵政民営化と道路について。


郵政民営化のメリットというか考え方の一つとして、

民営化すれば法人税が政府に入るというのがあったが、

運送業からすると法律上の「信書」という曖昧な荷物がネックになっていて

ヤマト運輸が政府に対して抗議をするとお返しに業務の細かな違法性について突いてくる。



例えば荷物にメモを付けるとそれは「信書」になり違法です。とか。

実家から野菜が送られてそれに一筆「早めに食べてね」というメモ書きが付いてたら違法になるらしい。


まあちょっと法律を利用し過ぎの例だが、まあ政府というのはこんなもんらしい。



あと道路にも一言。


「高速道路作るより国道を二車線にした方がいい」という持論。


なるほど。

例えば猪瀬さんは無駄な高速道路を作るな！と

道路関係四公団民営化推進委員会にまでなり、

道路公団の民営化と無駄な高速道路の工事凍結をした。

この辺は確か猪瀬さんの本には書いてなかったかもしれない。

猪瀬さんは高速道路や道路公団や官僚には目をつけたが、

国道には触れてないはず。

普通のサラリーマンとかだと通勤時の道路の渋滞はストレスだが、

それが退社理由とかそこまでの思いものではないが、

運送業からするとより早くより多く荷物を運ぶのが仕事なので、

国道を二車線にすれば業績に影響が出る。

この本には猪瀬さんみたいに数値では表してないので、

国道を二車線にした方がいいという持論は感覚的なものかもしれない。

しかし、これも一つの意見だと思う。

あと、岡田茂ってなんやねん！こいつ腹立つわ！