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outside666さんのブログ(日本の一般人で唯一本音を語ります)

どうも!OUTSIDE666ことろんりいです。

日々の出来事を語ります。

それらをまとめてホームページ作成しています。

いずれは雑誌を作るのが夢です。応援よろしくお願いします。

彼はその時万感の想いを込めて両手を拡げた。


「大きな海と 大きな空と 大きな旗と 君だけのBIG TREE」



。。。強さとは何か?



人はいつも優劣をつけたがる。


自分は他人よりも優れていると思いたいし思わせたい。


そのアドバンテージが大きいと余裕となるが接近すると嫉妬になる。



本当の優劣とは何か?



年収の差か?

運動神経の良さか?

頭の回転の速さか?

喧嘩の強さか?

家柄の差か?



奇しくも突然ポールマッカートニーは国立競技場公演の中止を発表した。


もちろん彼はビートルズの影響を受けている。

それだけではなく人生観も影響を受けている。

4人の中でもポールが一番影響が強い。


例えばバイオリンギター。

ポールがビートルズ時代に使用していたヘフナーのベース
(通称バイオリンベース)を弾くなら

彼は通称バイオリンギターを弾く。



ポールがYesterdayやhey judeなどバラードの名曲を書くなら

彼はprideやWalkなどのバラードの名曲を書く。


その他類似点を挙げればきりがないが、

彼がポールに学び絶対的支柱になっている力がある。



”包容力”




器の大きさとも言えるが、暗い表情や陰の部分を一向に見せないポールの明るさや

受けの良さはかなりのもので、どうも彼も影響というか真似をしたんではないだろうか?



彼やポールを観てると優劣とか強さ弱さとは別の次元にいる気がする。


目の前に危険な選択が迫られたとしても、

難なく受け入れてしまうのではないだろうか?


ポールがヘザーミルズと結婚したこと。
そしてたった4年で離婚したこと。
慰謝料に200億円を請求されたこと。
結果50億円支払ったこと。


普通の感覚では理不尽の限界に達している出来事。


なぜポールは受け入れたのか?

彼にはどう見えたか?


そこには常識論からは外れた世界が広がっている。



恐らく彼は一連の禊を終えた後で何事も無かった様にステージに戻るだろう。

そして「まあ、こんなもんだ」と言い放つであろう。



彼は再び万感の想いを込めて両手を拡げる。



そして心配そうなスタッフの背中を包容し涙を溜める観客を包みこめるだろう。



一般的に両手を拡げた長さは身長と同じ長さだと言われる。



彼はその等身大の包容力で

絶対的とも言えるような器の大きさを持って今を受け入れようとしている。



彼らと僕らの距離感は遠い。

彼らの包容力を理解できる余白はいまだ残されていない。
タリーズで読書。

周りで勉強している人がいて、こっちも何か勉強したくなる。

いい感じ。

コーヒーとipodとKindleの組み合わせは最強。
「仮面舞踏会」


ぼんやりとした月に浮かぶ

緩い角度で建てられた舞踏館


膠着と躊躇いと嫉妬に

無数の脚と脚が交差する


10m四方の狭心な空間

黒と赤が残酷な色彩


お互いに素顔を隠し

耳元だけで言葉を交わす


ステップは夜と共に激しく

理不尽な思想で群がっていた


床に散乱する割れたグラス

80%の嘘と20%の真実


紳士的な縦縞のスーツが微笑う

照明を乱反射するドレスの淫乱な唇


テーブルのボトルに香水を注いで

幻覚と煙に浮遊する


性別を疑う余白を埋める

遺伝子のパラドックス


背中に鋭い刃の狂気

金属の擦れる音が冷気を帯びた


体温や僅かな揺れや慢心疑心も

完全否定するかの如く冷たい


ゴシップの壁は続く

遺伝子の配列よりも密に整列する


決められた番号通りに席に着き

毛皮を編んだ背もたれで腕を組む


やがて左から右に

蒼白い映像の波々が通り過ぎる


指で突けば貫いて

創造力を破壊する音の群像


紫色は平常の気分をさらっていく

人数が減った事を誰も気にしない


ワイヤーのないエレベーターに乗り込み

何も表示されてないボタンを押す



仮面舞踏会は無情な循環で続いていく

夜と朝の区別は無く

時間軸が空回りしている


誰も抜けれず

誰も入れず

誰も否定出来ない


いつ終わるのか?

。。。誰も知らない





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名張毒ぶどう酒事件にインスパイアされて作った。

冤罪の疑いが強い奥西さんを守るどころか犯人扱いにして
集落の秩序や団結を保とうとする地元の人達に違和感と
憤りを感じた。

仮面舞踏会を集会所に例えたが結構情念が入った詩になったと思う。

突き詰めればもっとかっこよくなったかもしれないが、
とりあえず完成してほっとした。
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