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ホーマー・ライスさんが亡くなりました
ジョージア工科大学でアメリカの大学スポーツで初めてアスリートプログラム、トータル・パーソン・プログラムを開発されたホーマー・ライスさんが亡くなりました。亡くなられたのが現地(米国ジョージア州アトランタ市)6月10日ですので恐らく先ほどということなんでしょう、とても残念に思います。
ライスさんからはトータル・パーソン・プログラムを直接ご教示いただき、日本でその運用を認めていただきました。日本でのプログラムにも“ホーマーライス リーダーシップアカデミー トータル・パーソン・プログラム ファシリテータ”と言う肩書もいただき、大変光栄なことでした。
~2010年1月、米国フットボールコーチ協会で講演するホーマー・ライスさん~
~2010年1月、米国フットボールコーチ協会総会でホーマー・ライスさんと共に~
1980年にジョージア工科大学のスポーツ局の局長に就任され、最初に手掛けたのがトータル・パーソン・プログラムの設置・運用でした。10年後にはNCAA・全米大学体育協会が全米の大学にトータル・パーソン・プログラムを紹介し、各大学でアスリートプログラムを活用することを推奨しました。ライスさんは200以上の大学に助言を与え、全米にトータル・パーソン・プログラムが広がっていきました。
ホーマー・ライスさんから授かったことは、今年2月に朝日新聞のポッドキャストでお話しました。ジョージア工科大学でトータル・パーソン・プログラムを実践した、元阪神タイガースのマット・マートンの経験談なども、ポッドキャストで共有しています。
日本で多発する大学スポーツの不祥事の改善に、ライスさんのプログラムも大変有効に活用できます。今後もこのブログでその発信をして参ります。