熊本の複数の高校サッカーで未成年飲酒問題 | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

熊本の複数の高校サッカーで未成年飲酒問題

今週は熊本県の複数の高校サッカーで未成年飲酒の報道がありました。

 

 

 

 

大津高校、東海大学付属熊本星翔高校どちらの高校も、過去に指導者や上級生によるいじめ問題もありました。部の中に法令軽視の風土があったと伺えます。

 

 

 

スポーツのパフォーマンス向上・競技力を高めることにしか関心を持たないことは、学生スポーツの指導者の指導力の欠如と言わざる負えません。結果、生徒を正しく導けない状態となり、生徒が道を踏み外すことを防ぐことができません。

 

今年2月に日本大学アメリカンフットボール部の大麻・違法薬物事件をはじめ、学生スポーツの不祥事に関する報道として、朝日新聞の音声記事“ポッドキャスト(前編と後編の2部構成)”で、私の考えを取り上げていただきました。スポーツをする若者をいかにして正しい道に導けるのか、ご関心のある方はぜひお聞きください。

 

 

 

私は日本アメリカンフットボール協会・JAFAでコンプライアンス委員を務めておりますが、実際組織として何か活動できているかというと、実効性のある取り組みはできていません。昨年発生した日本大学アメリカンフットボール部の大麻・違法薬物事件についても、現段階までJAFAとしての見解も出ていませんし、統括する関東学生アメリカンフットボール連盟を飛び越えて何かアクションを起こすこともありません。ある程度現場任せということになっているのが実情です。