元プロ野球選手の窃盗事件 | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

元プロ野球選手の窃盗事件

今週は元プロ野球選手の窃盗事件の報道が続いています。

 

 

 

今日報道があった元巨人の松本竜也容疑者は、2015年の賭博事件で巨人を解雇され、現在は清掃関係の仕事をしていたとのこと。

 

数年前には元阪神タイガースの大野久が金の密輸で略式起訴・50万円罰金の略式命令され、元オリックスのプロ野球選手の奥浪鏡が、特殊詐欺で実刑判決を受けました。

 

 

 

関西大学野球部の学生も特殊詐欺に加担した事件がありました。

 

 

コロナ禍では持続化給付金詐欺で、複数の大学野球の学生が逮捕される事件もありました。

 

 

 

 

プロ、学生野球とも反社の手先になる事件が多数発生しています。

 

NPBではセカンドキャリアのアンケート調査を実施しています。

 

 

しかし、実態は野球のセカンドキャリアが犯罪、そして反社の手先では、スポーツ、野球の価値が低下していきます。

 

スポーツに偏った生き方が根深い日本の学生スポーツ。このことがリスクになると指摘した元プロ野球選手がいました。以前阪神タイガースで活躍したマット・マートンは、日本のスポーツ界がスポーツに偏った生き方をしている実態に、朝日新聞のWebニュース“withnews”の中で、“一つの小さな世界に閉じこもることは、とても危険です。教育が殻を破って違う道もあると気づかせてくれるのです。バッターボックスの外に出てみませんか”と、警笛を鳴らしました(下記withnewsの記事に掲載されています)。

 

 

このマートンの言葉の意味については、今年2月に配信された朝日新聞のポッドキャストで、詳しく取り上げています。日本のスポーツ界の悪しき風習が招くリスク、不祥事にぜい弱な体質はどう改善すべきか、ポッドキャスト前編と後編2部編成で詳しく取り上げていただいていただきました。