水原一平の事件は日本でも起こる | Yosh Yoshida~Think Outside The Box~

水原一平の事件は日本でも起こる

熊野商工会議所の経理担当者がスポーツ賭博の支払いに商工会議所の資金を横領する事件がありました。

 

 

ギャンブルで負けた負債の穴埋めとして所属する組織の資金に手を付ける、MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平の元通訳、水原一平容疑者の違法スポーツ賭博事件と同じ構図です。昨日の読売テレビ“情報ライブミヤネ屋”でも、水原一平容疑者の違法スポーツ賭博事件で、ブックメーカーの裏にマフィアが存在することをお伝えしました。

 

~昨日の読売テレビ“情報ライブミヤネ屋”より~

 

私が以前ワシントン大学のフットボールチームでアシスタントコーチをしていた際、違法スポーツ賭博防止のセミナーを受講しました。講師はFBIが刑務所に収監中のニューヨークマフィアの元幹部(違法スポーツ賭博の帝王と呼ばれた人物)を超法規的措置で釈放し、その代わりに違法スポーツ賭博防止の講師をすることを求めました。彼のセミナーではメジャースポーツがどのように餌食になっていたのかの実態や手法、そして一般人でも多くの被害者が出ている実態を紹介しました。その中には、今回の熊野商工会議所の経理担当者のように、組織の資金を横領する事件のあったことも含まれていました。

 

水原一平は日本でも存在します、それも組織の資金に近いところに。